はじめに:
MesenでのファミコンゲームHD化にはまりつつあるw
今回はファミコン版ゼルダの伝説のHD化を試してみた。
準備:
基本は以前の方法と同じなのだが、いくつか注意点もある。
準備するデータは以下。
・Nes版ゼルダ。PRG0と呼ばれるバージョン。
・Mesen開発バージョン。僕はx64を使った。
・ゼルダのHdPack(V1.3)にはFull Packというのと、for low end CPUsというのがあるので自分の環境に合わせて選択。
Mesenの開発バージョンが必要という事で、僕はWindows環境で試している。MesenのステーブルバージョンではHD化できなかった。
Romバージョンの違いは以下を参照。
The Legend of Zelda/Version Differences - Red Candle
Mesen開発バージョンは以下からダウンロード
Releases · mkwong98/Mesen · GitHub
HdPackは以下からダウンロード
Zelda: Remastered (Mesen HD Pack) (romhacking.net)
Mesenの導入:
開発バージョンを使うこと以外、導入方法は同じなので以前の記事を参照。導入し一度ゲームを起動して動作確認までしておく。
Hdパックの導入:
上記サイトから落としてきたHdパックを解凍し、HdPacksフォルダーに格納する。
HD化データを格納したら、ゲームを起動してメニューからHDパックのインストールを行う。
インストールファイルを聞かれるので、ZeldaRemastered.zipを選択する。
そうすると、HdPacksフォルダーにRomファイル名と同じ名称のフォルダーが作成されHD化ファイルがインストールされる。ゲームの再起動をするとHD化完了となる。
HD化ファイルが重いせいか、起動時はちょっとアプリが固まることがあるが慌てず待つ。
hashのチェック:
自分のRomのハッシュが違うとうまく起動できないことがある。Hashのチェックツールを使って自分のRomデータをチェックしてみるといい。
ハッシュ違いでサウンドパッチがうまく当たらず、HD化できないことがあるのだ。その場合は、HdPacksフォルダーにインストールされたhires.txtを開いて、Hasherでチェックした値で以下の部分を書き換えるとうまくHD化されることがある。
その他:
これは僕の環境だけのことかもしれないが、開発バージョンのMesenがノートン先生のチェックに引っ掛かりまくりで、ノートン先生を無効化しないと起動できなかった。
なんかちょっと気になる・・・怖い人は試さない方がいいかもしれない。