はじめに:
Android11上のエミュアプリで、外部ストレージのROMを読み込む4回目。今回は3DSのエミュアプリCitraで外部ストレージのROMファイルを読み込む方法について説明する。Citraでは、内部ストレージのROMファイルしか読み込めなかったのだが、以下の方法で外部ストレージのROMファイルを読み込むことができるようになる。
その他のエミュアプリで、外部ストレージのROMファイルを読み込む方法は以下を参照。
ランチャーアプリDIGを使う方法:
RetroArchのconfigファイルを書き換える方法:
redreamのconfigファイルを書き換える方法:
gamelist.binにROMファイルまでのPATHを指定する:
ROMファイルへのPATHは、内部ストレージ/citra-emu/gamelist.bin に記載されている。
ここは普通にアクセスできる場所にあるファイルなので、Android端末でテキストエディタを使って開けば、直接変更することができる。僕はPCからの方がやりやすいので、Android端末をPCに繋いで加工を行うことにする。
まず、ROMファイルを1つで良いので、外部ストレージのROMファイルを格納したい場所に格納する。僕は外部ストレージ直下にROMS/3DSというPATHを切って、そこにROMファイル入れることにした。
次に、gamelist.binをテキストエディタで開く。もしgamelist.binがない場合は、一度ROMファイルを内部ストレージに入れてCitraで読み込ませておくと良い。
後はROMファイルまでのPATHを、外部ストレージに保存したROMファイルまでのPATHに変えれば良い。僕の場合、外部ストレージのROMファイルまでのPATHは、
/storage/0000-0000/ROMS/3DS/ になるので以下の様に書き換える。
書き換えたら保存して完了だ。
CitraでROMを読み込む:
Android端末に戻ってCitraを起動し、指定したROMファイルが認識されていれば成功だ。
ROMを追加する:
最後にROMの追加方法。といっても簡単だ。1つ目のROMファイルを格納した外部ストレージのPATHと同じ場所に好きなだけROMファイルを追加する。
追加したらCitraを開いて、右上の上のメニューボタンをタップしてメニューバーを開いて、Refresh Laibraryをタップする。
そうすると、追加したROMが自動で読み込まれライブラリーに追加される。
さてと、これで一通りROMファイルは外部ストレージに置けることになった。あとはDraSticとePSxeがエミュアプリから直接読めるようになれば環境構築は一通り終わりかな・・・