RGB10 MAXが届いたので、外観、大きさをメインにレビューをしてみようと思う。
基本性能は、RGB10やRG351P/M/Vと同じ。違いは画面サイズと解像度で、いわゆるOGSクローン端末という事になる。
暫く使ってみてから気が付いたことがあれば、追加でレビューをしていこうと思っている。
スペック概要:
- CPU:RK3326 4Core 1.5GHZ
- GPU:Mali G31
- RAM:1GB RAM
- ディスプレイ:5インチIPS
- 解像度:854 x 480(16:9)
- バッテリー:4200mAh
- Double 3D Joystick(L3/R3)
- Wifi&Bluetooth対応
- シングルスピーカー
- サイズ:18.5cm x 7.5cm x 1.7cm
- 重さ:214.5g
大きさの割に軽い端末になっている。RG351Vが230g、RG351Pが190gなのでその間位の重さだ。実際手に持ってみると「軽っ」と感じる。
振ると若干カチャカチャいうが作りは悪くない。僕の買ったオレンジは表面の手触りがサラサラのシリコンのような感じになっている。
付属品:
付属品はシンプルで、USB A-Cのケーブルと日本語・英語で書かれた説明書のみ。画面のフィルムが欲しかった・・・
操作性:
十字キーの大きさはRG351系と同じ、アナログスティックはSwitchとそっくりでこれもRG351系と同じ。ABXYボタンは、RG351系より1㎜程小さい。
押し心地は、RG351系と比べると、少しやわらかめで浅いストロークだと感じた。
いくつかゲームを試したが、操作性は問題なさそうだ。
一点気になったのは、RG351Vと比べると十字キーと左アナログスティックの位置が近く、十字キーで昇竜コマンドを入れるとアナログスティックに触れてしまう事。
ただ、RG351Vと違って横型になっているので握りが良く、全体的な操作性としてはRGB10 MAXの方が上だと感じた。
StockFW:
僕の購入した端末には、「EmuELEC 4.1-TEST-0312021」というバージョンのEmuELECが入っていた。EmuELEC 4.1は、もっと新しいバージョンがあるので、今後最新バージョンを入れてみようと思っている。
StockFWでは、L3R3も問題なく使えるし、画面もちゃんとフルサイズになっている。ちょっと試した感じでは、このままでも使っていけそうな気もする。ただ、OTAでのバージョンアップは容量不足でエラーとなってできなかった。
大きさ比較:
性能面で新しいものは無いので、大きさの比較をしてみようと思う。
OGS・Switch Liteとの比較
OGSより一回り小さく、Switch Liteより2回り小さい感じ。(実機を持ってないのでネットで拾った画像・・)
VITAとの比較
VITAより若干大きい。RGB10 MAXはVITAの様に角が丸まっていないのでVITAのケースには収まらなかった。
表示サイズ比較:
今度は表示サイズの比較をしてみる。表示アスペクトはCoreProvidedに設定して比較している。
GPD XD Plusとの比較
解像度は違うが画面サイズが同じで、画面比もほぼ同じなので全くと言って良いくらい同じ表示サイズだった。
RG351V・RG351Pとの比較
4:3のゲームでRG351Vと比較
4:3だと、3.5インチのRG351Vとほぼ同じ大きさで表示される。
次にオリジナルの画面比が、3:2のGBAのゲームでRG351VとRG351Pと比較。
左右に黒い非表示部分は残るものの、RG351Vよりはだいぶ大きく表示される。
RG351Pと比較
画面比3:2のRG351Pと比較しても、かなり大きく表示される。これはGBAゲームがはかどりそうだ。
今度は、16:9のPSPのゲームで比較。
これは、圧倒的な差が出た。RGB10 MAXの圧勝。
若干横長のRG351Pと比較しても、RGB10 MAXの方が大きくて見やすい!
この端末の性能では、快適に動かせるPSPのゲームは限られるので、PSP狙いでこの機体を買うのはお勧めできないが、上記のダライアスバーストは比較的快適に動くので実機より大きな画面でプレイできる。
まとめ:
老眼の僕には画面の大きさは超重要なので、これは良いと思う。操作性も悪くない。暫く使ってみないとわからないけど、StockFWで不満なく遊べるかが、ポイントになりそう。EmuELECがそのまま使えればいいなと思っている。
最近やっとRG351Vの環境設定が終わったところなんだけど、RG351Vは使わずにRGB10 MAXを使っていくことになりそうだ。