EGRETⅡ mini(イーグレットツー ミニ)の収録タイトルに、究極タイガーがあるのみて急に遊びたくなったので、OGAクローン系の携帯エミュ機で遊べる究極タイガーを整理してみた。同様に、EGRETⅡ miniに収録予定のTATSUJINも整理する。
究極タイガー:
究極タイガーは、東亜プランが開発し1987年にTAITOからリリースされた縦スクロールシューティング。Bomとショットを使い分けて進すむのが特徴で、このスタイルを定着化させた作品の一つだと思う。難易度が高めで僕はクリアした記憶がない・・・
わりといろんなハードに移植されているので、RGB10 MaxやRG351Vでも遊べるバージョンが多い。
アーケード版:
この頃の縦シューであれば普通に動くはず。ただ、縦シューなので横長の携帯エミュ機の画面では小さく表示されてしまう。余計難易度が上がる・・・
エミュレーターには、画面を縦にする機能「TATE MODE」や、画面比の設定でVerticalに変える機能がある。これを使って縦表示にして、機体を縦に持って右アナログスティックで遊ぶ方法がある。方向キーの設定変更も必要。
これなら比較的大きな画面で遊べるはず。RG351Vではできないと思うが・・・
PCエンジン版:
横長画面に対応しており、良移植とされているバージョン。僕が一番遊んだのがコレ。アーケード版より難易度が低く遊びやすい。あとは裏技を使って初めからパワーアップしておくことも可能。これを使わないともう遊べない体になってしまっている・・・
いくつか使える裏技を記載しておく。
- パワーアップ(5段階)
空母から発進する際、自機が大きくなる演出で2段階目の大きさになったタイミングで、上とセレクトを押しながらⅡを4回押す。
ミスして再開時、残機数が表示されたあと、画面が真っ黒になった時でも有効。
- 自機を増やす
ゲーム開始直後に、自機を画面左下に移動させてボンバーを落とす。
成功すると、3機増える。
- ホーミングミサイル
黄色の武器チェンジアイテムをセレクトボタンを押しながら取ると、装備がホーミングミサイルに変化する。
- クレジットを増やす
タイトル画面が表示されている状態で、方向キーの右を押しながらⅡボタンを連打。
最大で9まで増やすことが出来る。
メガドライブ版:
PCエンジン版の様に横長画面に対応しているが、敵の弾が明らかに早く難易度が高い。縦シューを家庭用の横長画面に移植する際は、敵の弾速を落とすのが一般的らしいのだが、そういった細かい調整が施されておらず、ダメ移植作とされているらしい。
メガドライブ版にもパワーアップ裏技がある。
「ゲーム中にポーズをかけて、上、下、右、左と入力後、Aを押しながらポーズを解除」これでいつでもパワーアップ可能。
ファミコン版:
持ってないからわからないが、あまりいい移植になってないらしい。まあ、ハードの性能差があるから仕方ないと思う。ファミコン版やるならPCエンジン版の方が良い。
X68000版:
起動はできるのだが、ゲームを始められない・・・・クレジット投入がキーボードのXF3、ゲームスタートがXF1キーに割り当たっているはずなんだけど、これらのキーを押せない・・・PX68Kのヘルプを見るとXFキーは未対応と書いてある・・・ゲームを始める方法を知りたい・・・
2022/4/15 XF3キーの割り当てが出来たので追記。
ゲームを起動したら、RetroArchのメニューを開く。
Quick Menu > Option > P1 Joystick Select Mapping でXF3を割り当てる。
これでクレジット投入が出来るようになるので、あとはAボタン押せばゲームが開始できる。なんだ~出来たんじゃん~。
PS版:
「東亜プランシューティングバトル1」というのに収録されている。ほぼアーケードと同じ内容。ゲーム内の機能で表示を縦に切り替える機能もある。テレビを縦にして使えという、当時としては斬新な(?)機能。
【番外】スマホ版:
エミュ機じゃないけど、iOSやAndroid版もお勧め。確かフリーのゲーム。ちょいちょい入る宣伝がちょっとうざいけど、割と遊べる。自機の移動をスワイプで行うので、十字キーで遊んでいる時には、ありえない速度で移動できる。その為、難易度が少し下がる結果になっている。指が邪魔だったりすることもあるけどw
TATSUJIN:
達人もEGRETⅡ miniに収録されるらしい。これも東亜プラン開発のTAITOリリースの縦スクロールシューティング。究極タイガー同様、Bomとショットがある。パワーアップがしにくく、難易度が高い、あと1ステージが長い。僕は、ちょっと苦手かも・・・
アーケード版:
多分OGAクローン機で動くと思う。究極タイガー同様縦シューなので、遊ぶなら縦モードに切り替えた方が良いと思う。
メガドライブ版:
移植は東亜プランが行っているそうで、MD版の究極タイガーと違って良移植とされている。家庭用に遊びやすくアレンジ移植されている。
PCエンジン版:
メガドライブ版同様、横画面に対応した移植がされている。オプション機能(タイトル画面でセレクトを押しながらスタート)が実装されていて、難易度調整や連射設定が可能。
さらに、ゲーム中に7100点取ったらリセット(スタート+セレクト)し、もう一度オプション画面に入ると、設定項目が増えるという裏技もある。縦画面モード(小さくなる)にもできる。
【番外】スマホ版:
TATUJINもスマホ版があり、究極タイガー同様のゲーム仕様になっている。
まとめ
個人的には、究極タイガーもTATUJINもPCエンジン版が好みだ。多分当時一番遊んでいたのがこれらだったからだと思う。難易度も僕にはちょうどいい。あとは画面が横長に対応しているのと、裏技が使えるのが大きい。
地味に楽しめるのがスマホ版。移動がスワイプになり、高速回避できることでゲーム難易度が下がって遊びやすくなっていると思う。