携帯エミュ機で遊ぶゲームを整理するシリーズw
今回は携帯エミュ機で遊べるストライダー飛竜を整理してみた。
過去に同様な記事を書いてきたが、それらを1つのカテゴリ「遊ぶシリーズ」としてまとめ、今後も追加していきたいと思っている。
ストライダー飛竜:
ストライダー飛竜シリーズの中でも、原点にして頂点と言っても良い作品。ストライダー飛竜と言えばこの作品を思い浮かべる人がほとんどではないだろうか。
多くの機種に移植されており、最近では「カプコンアーケードスタジアム」にも収録されている。
海外でも人気が高いようで、日本ではあまりなじみの無いAmiga、Amstrad CPC、Atari ST、コモドール64、PC/AT互換機、ZX Spectrumなどにも移植されている。
この記事では、日本でメジャーなバージョンを対象にしていく。
アーケード版:
1989年にアーケードでリリース。キャラのアクションがちょっと独特で面白い。ステージ合間に流れるムービーがあり、ストーリー性があって世界観もカッコいいゲームだと思う。
恐らくRK3326系のエミュ機で、動かせると思う。
メガドライブ版:
アーケードを忠実に移植した作品。多少の改良はあるらしいが移植度は高い。
X68000版:
これもアーケードに忠実な移植されている。画面比の違いはあれどぱっと見、僕には違いがわからない程。X68000は、この時期のアーケードゲームの移植では鉄板だね。僕が一番プレイしたのがこれだと思う。
PCエンジン版:
移植度はメガドライブ版の方が上な気がするが、CD-ROMの大容量を生かしてムービーやセリフが追加されている。オリジナルステージの追加もある。ストーリーや世界観を詳しく知りたい人はこのバージョンを遊んでみるのも良いと思う。
プレイステーション版:
ほぼ完全移植と言える。2とカップリングで販売された。
今エミュ機でやるならこのバージョンが一番良いかなと思う。追加要素(衣装の選択やステージセレクト機能など)もある。
今でも、PS Storeから600円くらいでダウンロードでき、PS3・PSP・PSVITAで遊べるのでお勧め。
NES版:
もともとストライダー飛竜は、漫画とファミコンソフトのメディアミックス展開を企画されていたそうで、ファミコン版の開発も進んでいたらしい。
結果日本では、アーケード版が有名になりファミコン版はリリースされなかったが、海外では「Strider」の名称でNES版がリリースされている。
ストーリーは漫画版準拠らしく、本来はこちらが本編という事だったらしい。
ゲーム的にはこの時代のファミコン2Dアクションって感じで、個人的には「ストライダー飛竜」でなければあえて手に取って遊ばないかな・・・って感じ。
ファミコン版:
日本ではリリースされなかったのだが、幻のプロトタイプバージョンというのがあるらしい。完成はしていないらしいが・・・
こういうのをちゃんと作って(というかNES版を翻訳して?!)コレクション系のパッケージに、隠しタイトルとして入れてくれたらテンション上がるのにとか思ったりする。
NES版日本画化パッチ(2022/5/6追記):
NES版を日本語化するパッチがリリースされた。いや~凄いね。幻のプロトタイプ版を再現しちゃうなんてw
ストライダー飛竜2:
1から10年後の1999年にリリースされた2作目。マップがフルポリゴンになっており、2段ジャンプやダッシュなどアクション性も少し変わっている。賛否両論ある作品の様だが、僕は1より好きかもしれない。
アーケード版:
多分だけど、RK3326系の携帯エミュ機では動作しても重いんじゃないかと思う。
プレイステーション版:
1とカップリング移植された作品。移植度も高い。今2をやるならコレになると思う。
キャラクターの追加やステージの追加がある。難易度も下がっているようだ。ごり押し&コンテニューでクリア自体はさほど難しくはない。
Genesis版:
実は海外では、「StriderII Journey from Darkness: Strider Returns」というタイトルで、続編が出ている。
1990年にAmiga、Atariなどにリリースされ、1992年にGenesis版が出たらしい。
ストライダー飛竜は海外の方が人気があるのかもしれない。カプコンからライセンス受けて別の会社が作ったゲームで、前述のカプコンからリリースされた2とは別物。
Genesis版を少しだけプレイしたことがあるが、印象としてちょっと大味なアクションゲームという感じだった。
キャノンダンサー:
ストライダー飛竜ではないのだけど、初めてプレイした時に「これってストライダー飛竜の続編か?」と思ってしまったゲーム。
ストライダー飛竜のプロデューサーが、後に別の会社で作ったゲームらしい。
ゲームシステムが似ており、プレイ感覚も似ている。ストライダー飛竜よりもアクション性が良く、ステージも派手な感じがする。
このゲームは隠れた名作だと思う。ストライダー飛竜好きならこれもきっと楽しめる作品だ。
ただ、残念なのは、僕の知る限りアーケード版しかなく、コンシューマー機への移植は見たことがない。基盤があれば、吸い出してエミュ機でも遊べるはずなのだが・・・・
アケアカとかで現行機に移植してくれないかな~
コンシューマー機への移植:
2023/4/13にSwitch/PS4・PS5/XBoxでリリースされた!
ついに家でも遊べるぞ!
ININ | Cannon Dancer (iningames.com)
ストライダー飛竜(2014):
ついでに、最新のストライダー飛竜も挙げておく。2014年にリリースされた作品。PS3、PS4、Steamでリリースされているので、当然RK3326系の携帯エミュ機では動かない。
ストライダー飛竜1のリメイクという事で、探索型のアクションゲームに変わっている。メトロイドヴァニアタイプのゲームだが、アクション要素の方が強い印象。
賛否両論あるゲームらしく、あまりヒットした印象は無いが、僕はメトロイドヴァニアタイプのゲームが好きなので、お気に入りの作品。