ONEXPLAYER miniのファーストインプレッション的なレビューと僕の行った初期設定を書いていこうと思う。
とりあえずキーボドとマウスを接続:
ONEXPLAYER miniを起動して数十秒後にはキーボードとマウスを探し始めた僕w
各種設定が終わった後にゲームを起動して遊ぶだけなら、キーボードとマウスは不要だが、設定やアプリのインストールをするにはソフトウェアキーボードとタッチパネルだけではキツイと感じた。
で、あらかじめ用意しておいたドックを使って、手持ちのキーボードとマウスを接続した。
使ったドックは「NOVOO 収納型 USB C ハブ 9-in-1」というやつ。Amazonで¥5,800くらいだった。
僕はBluetooth接続の遅延がイヤなので、キーボードとマウスをUSB接続しているが、今回の様に一時的に使うだけの用途なら、Bluetooth接続の方がお手軽で良いと思う。
後、ある程度設定が終わった後でも、ちょいちょいキーボードとマウスが欲しくなることがある。そんな時用に、超小型のキーボード兼マウスを持ち歩くことにした。
「Ewin ミニ キーボード ワイヤレス」と言う商品。Amazonで¥2,800位。これなら、持ち歩きにも邪魔にならないし、USBレシーバー1つで済むのでドックも不要。
この商品には、Bluetooth接続版もあるようなので、そっちの方が使い勝手が良いかもしれない。
では、環境構築を始めて行こう。
パーティションの統合:
ONEXPLAYER miniを起動後、初めに思ったのが「なぜDドライブがあるの?」だった。
Dドライブの中を開いても空っぽ。物理的には1つのSSDのはずだが、パーティションを分けている理由が良くわからない。
アプリを入れていくうちに、「Dドライブには容量あるのに、Cドライブがいっぱいだからアップデートできない!」なんて事になるのがイヤなので、CとDを統合して、Cドライブ1つにすることに。
パーティションの統合手順:
- 画面下のWindowsマークを右クリックして、「ディスクの管理」を開く。
- パーティションDを右クリックして、「削除」を選択。
- 削除後、パーティションCを右クリックして、「ボリュームの拡張」を選択。
- なんか聞かれるけど気にせず「次へ」を連打。で最後「完了」を押して終わり。
変更後はこうなる。
すっきりしたところで、次はPCゲームを入れて遊んでみる。
Steamをインストール後は「拡大/縮小」の倍率変更を:
何はともあれ、Steamをインストールしないと始まらない。ONEXPLAYER miniを購入したら遊ぼうと思って購入したゲームがたくさんあるのだw。
Steamのインストール自体は、普通に出来るのだがインストール後に気になることが・・・
何故か画面右上にあるはずのSteamのウインドウを閉じる「X」ボタンがない。
それ以外にも、ポップアップが出たときにポップアップ画面が大きくて「OK」ボタンが押せないという時もあった。
どうやら、Windowsの画面設定で「拡大/縮小」の倍率が高すぎてウインドウが画面からはみ出してしまっているらしい。これだと不便なので設定を変える。
変更するには、
- ディスクトップ上で右クリック
- ディスプレイの設定を選択
- 拡大/縮小で倍率を変更
僕は、小さすぎると文字が見えなくなるので175%とした。
操作性・処理性能は如何に?!:
ONEXPLAYER mini の操作性と処理性能を確認するためにいくつかのPCゲームを試していこう。
SteamのFPS表示設定:
処理性能を確認するために、FPSを表示しておきたいので以下の設定をしておく。
- Steamのメニューから「Steam」→「設定」を選択
- 「設定画面」から「ゲーム中」を選択し
- オーバーレイを有効にチェック
- フレームレート表示で任意の場所を選択
これで、画面上にFPSが表示されるようになる。
DARIUSBURST Chronicle Saviours:
シューティングゲームで、十字キーとアナログスティックの操作性を確認しようという事で、DARIUSBURST Chronicle Savioursを起動してみた。
解像度は1920x1200。FPSは60張り付きで、快適。
十字キーの位置は下側だが、筐体が大きく握りが良いので、ちょっと下側を持つようにすれば、十字キーでの操作でもあまり違和感がない。
十字キーは少し柔らかめだったので操作性に不安があったが、ふにゃふにゃ十字キーにありがちな誤入力(上を入れたのに、斜め上になっちゃうとか)は無かった。
アナログスティックも違和感なく使える。シューティングゲームやるなら位置の兼ね合いもあって、アナログスティックの方が遊びやすいと思う。
また、ABXYボタンも普通のコントローラー並みの大きさで押しやすい。筐体サイズがそこそこあるので、ABXYボタンを使っている時に、右アナログスティックを押してしまう事もなかった。
これは良いなw
Street Fighter Zero3:
Street Fighter 30th Anniversary Collectionから、Street Fighter Zero3で十字キーの操作性をさらに検証。結果としてはダメだった・・・・
どうやらこの十字キー、斜め方向がやや入り難いようで、波動拳ですら斜め下を意識してコマンド入力しないとコマンド成立しない。
慣れてくると少しずつコマンド精度が上がってくるが、ちと辛い。むしろ、アナログスティックでコマンド入力したほうが遊びやすいという結果だった。
ちょっと残念。
Apex Ledgends:
お次はApex Ledgends。このゲームを携帯して遊ぶためにONEXPLAYER miniを買ったといっても過言ではない。
ビデオ設定は、解像度1280x800で、他の設定はすべて最低。垂直同期は「ダブルバッファ」にした。
降下時は30FPS位で、降下完了すると45FPSあたりから60FPSに上がる。場所によって重い場所があるらしく、重い場所では45FPS~50FPS後半をうろうろする。
軽い場所だと、60FPS張り付きになる。
全体を通して、60FPSになっていることが多いが、60FPSで安定している場所でも、戦闘が始まると50FPS中盤辺りを遷移することが多かった。
画質を落としているので、ぱっと見はSwitchより少し良いくらいだが、プレイ中はSwitchの携帯モードで遊ぶより視認性が良いと感じた。Switchより遠くがはっきり見える。FPSもSwitchは30FPSなので、それに比べればだいぶ滑らか。
これならギリ遊べるかなという印象。それよりも、パッドでの操作が難しすぎるw練習が必要だな・・・
Steam Deckの様に背面ボタンがあった方が良かったなと感じた。筐体が重いので、モンハン持ちでの長時間プレイは無理すぎる。
今回はとりあえずここまで。次はエミュレーターの設定・動作確認をしていくつもり。ある程度作業が進んだら記事にする予定です。