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ゲームやガジェットの雑記

RetroArch で NEOGEO を起動する

RetroArchを使ってNEOGEOのゲームを起動する方法の覚書。

NEOGEOのゲームはあまり持ってないので、今までほとんど手を付けてなかったが、ちょっとだけ調べてみたので、起動するまでの手順を記載しておく。

NEOGEO(AES/MVS):

BIOSの準備:

BIOSは実機から吸い出すのが基本だが、Uni-BIOSなるものも存在する。

NEOGEOは、1つのROMファイルで各国のバージョンが起動できるようで、その制御をBIOSが行っているらしい。Uni-BIOSを使う事で任意のバージョン(リージョン)をロードできるようになるようだ。つか、よくわからんw

ともかく、実機から吸い出したBIOSファイルを「neogeo.zip」というファイルにまとめれば良いらしい。

ファイルを選んだりせずに、吸い出したファイルもUni-BIOSも全部まとめて「neogeo.zip」にしちゃうのが良い。

以下は僕が調べた必要最低限のファイルたち。(間違ってるかも(汗)

  • 000-lo.lo
  • sfix.sfix
  • sm1.sm1
  • sp-s3.sp1/japan-j3.bin(MVS日本)
  • neo-po.bin(AES日本)
  • uni-bios.rom(Uni-BIOS)

AES(家庭用)として起動するだけなら、MVS(業務用)の方はなくて良い。(あれば業務用として起動できるらしい)

また、家庭用だけで良いなら、Uni-BIOSも特に必須ではないと思う。

因みに、BIOSはSteam版のMetal Slagからも抽出できたりする。

BIOSの配置:

RetroArchで起動する場合は、~\RetroArch\system に、「neogeo.zip」を配置。

FinalBurn Neoで起動:

NEOGEO を起動するCOREは「FinalBurn Neo」を使うので、

RetroArchの「オンラインアップデータ」→「コアダウンローダー」から「Arcade(Finalburn Neo)」をダウンロードしておく。

吸い出したROMファイルを指定して、COREに「FinalBurn Neo」を指定すればゲームが起動する。

BIOSの選択:

複数のBIOSを用意している場合は、起動したいBIOSを選ぶ必要がある。

起動するBIOSを選ぶには、ゲーム起動後に

「クイックメニュー」→「オプション」→「Neo-Geo Mode」で、使いたいBIOSを選択する。

当然、上記作ったneogeo.zipに入ってないBIOSは使えない。

Uni-BIOSの操作:

Uni-BIOSを使うと起動時に、リージョンとモードを選択可能になる。

設定を行うには、ACBボタンを同時押しをして、設定画面に入る必要がある。

RetroArchの初期設定状態で、R2ボタンがABC同時押しに割り当たっているはずなので、起動したら即R2ボタンを押せば設定画面に入れる。

割り当たってないなら、コントローラーの設定で好きなボタンにABC同時押しを割り当てると良い。

設定画面に入ったら、リージョンをJapan。モードはArcadeでもAES(家庭用)でも好きなほうを選ぶ。

選び終わったら、Cボタンで設定画面を抜ければ、選んだリージョンとモードでゲームが起動する。

一度設定すれば、保存さるので毎回設定し直す必要は無い。

細かい操作方法は、公式サイト参照。

DipSwitchの変更:

Uni-BIOSでArcadeモード or MVS BIOSで起動する時に、ゲーム難易度やクレジットなど、ゲームの設定を変えたいという場合には、「DipSwitch設定モード」に入って変更することが出来る。

「DipSwitch設定モード」に入るには、Arcadeモード or MVS BIOSでゲームを起動してから

「クイックメニュー」→「オプション」→「Dip Switches」→「Setting mode」

をONにして、ゲームを再起動する。

再起動すると「DipSwitch設定モード」になるので、「ソフトディップ設定」でゲームの初期設定を変更可能になる。

変更が終わったら、「おわる」を選んで、もう一度

「クイックメニュー」→「オプション」→「Dip Switches」→「Setting mode」

をOFFにして、ゲームを再起動すれば変更された状態でゲームが起動する。

NEOGEO CD:

ついでにNEOGEO CDの起動方法も調べたので記載しておく。

BIOSの準備:

必要なBIOSファイルは、「neocd.bin」。

Uni-BIOSを使う場合は、上記サイトからファイルを落として解凍し、「uni-bioscd.rom」を用意しておく。

BIOSの配置:

RetroArchで起動する場合は、~\RetroArch\system に、「neocd」というディレクトリを切って、その下に「neocd.bin」もしくは「uni-bioscd.rom」を配置する。

NeoCDで起動:

NEOGEO CD を起動するCOREは「NeoCD」を使うので、

RetroArchの「オンラインアップデータ」→「コアダウンローダー」から「SNK - NEO GEO CD(NeoCD)」をダウンロードしておく。

吸い出したROMファイルの.cue指定して、COREに「NeoCD」を指定すればゲームが起動する。

BIOSの選択:

複数のBIOSを用意している場合は、起動したいBIOSを選ぶ必要がある。

起動するBIOSを選ぶには、ゲーム起動後に

「クイックメニュー」→「オプション」 の「BIOS Select」で、上記で配置したファイルが表示されるので好きな方を選択する。

BIOSを選択し直したら、ゲームの再起動をする。

Uni-BIOSの操作:

Uni-BIOS起動時の、操作方法は公式サイト参照。

Uni-BIOSで起動する場合は、初回にSelectボタンでメニューを開いて、

  • REGION:JAPAN
  • SYSTEM:CDZ

を選択しておく。これでゲームが起動するはず。