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【雑記】Steam Deckは買いなのか?!

欧米から遅れる事約半年、ついに日本でもSteam Deckの予約が開始された。

今回はSteam Deckを買うかどうかの僕の葛藤を記事にする。

予約開始:

日本(アジア圏)では2022年8月から予約が開始されたが、出荷開始は2022年の年末頃との事。入手できるのはまだ結構先。この入手までの時間の長さが、購入するかどうかの悩みを増幅させている気がする。

steamdeck.komodo.jp

予約に関していくつか注意点がある。

  • 予約は一人1台まで
  • 予約時に購入モデルを決める必要がある
  • 予約には1,000円の支払いが発生する

特に注意すべきは、予約時に購入モデルを決めないといけないといけないという点。

Steam Deckは、主にストレージ容量の違いで3モデルある。

  • 64GB eMMC:59,800円
  • 256GB NVMe SSD:79,800円
  • 512GB NVMe SSD:99,800円

SDカードでストレージは拡張できるようなので、最小モデルを購入してSDカードでストレージ容量を増やす方がコスパは良いかもしれないが、僕は容量不足に悩まされるのは嫌なので、最上位モデルを予約した。

ただ、約10万円というのは想定外の価格で、予約はしたが、本当に買うべきなのか悩み始めてしまった。

海外でのSteam Deck 最上位モデルの価格は$649。海外で予約が開始された頃の円ドルレートは、1ドル=110円位だったので、日本円にすると71,390円。

これくらいの価格を想定していたので、99,800円というはとんでもなく高額に感じてしまい、「10万円分の価値を見出せるのか?!」と考え始めている。

Steam DeckはゲーミングUMPCとは違う?!:

僕は以前、今年買ったエミュ機まとめの記事ゲーミングUMPCはまだ買い時ではないと言う様な事を書いた。

それならなんで、Steam Deckを予約したのか?それは、僕の中では

Steam Deck ≠ ゲーミングUMPC

と解釈しているからだ。

Steam Deckは、SteamOSが搭載されており、Steamのゲームを遊ぶゲーム専用機だと思っている。

Steamというプラットフォームは、Valveが展開しており、そのValveがリリースしたゲーム機、それがSteam Deckとなる。

なんだろう、iPhoneとiOSみたいな?イメージ?

iPhoneを使い始めてから、PCはMacに、タブレットはiPadに切り替えてしまう様な「純正好き」の僕からすると、この純正っぽい組合せが他のゲーミングUMPCとは違う気がするのだ。

さらに、僕はゲーミングUMPCとしてONEXPLAYER miniを持っているのだが、ONEXPLAYER miniを使っていると、ハードとソフトの親和性の低さを感じる。

なので、ゲーミングUMPCはゲーム機として、不完全な印象がある。

ゲーミングUMPCをゲーム機として使う場合、コントローラーだけですべての操作が行えない事は酷く煩わしい。これはWindowsPCが、そのままベースになっているので、汎用性の高さとのトレードオフになっているからだろう。

汎用性を求めるならWindowsPCである事はメリットになるが、ゲーム専用となるとベースがWindowsPCである事は、必ずしもメリットにはならないと感じる。

ゲームをするだけなら、ゲーム専用機の方が快適なのではないか?Steam Deckには、ゲーミングUMPCにはない快適性があるのではないか?と勝手に期待している状態だ。

Steam Deckでは対応してないゲームがあるとか、SteamOS使いたいなら、ゲーミングUMPCにSteamOSを入れれば良いじゃん、などの意見もあるだろう。

そういう意見の人は、Steam DeckもゲーミングUMPCというジャンルに含め、AYANEO・LOKIなども選択肢に入れた上で、どれが良いか検討すると良いと思う。

実際そっちの方が、賢い選択ができるかもしれない。

僕には「Valveが出した純正っぽいゲーム専用機」ってのが刺さってしまったのである。

Steam Deckで本当に遊ぶのか?:

ゲーミングUMPCとは違うのが魅力だと言い張ってみたが、実際遊べるゲームはさほど変わらない。ってか、まったく同じかもしれない。

Steam Deckの性能は、恐らく僕の持っているONEXPLAYER mini(Intel 1195G7版)と大差ないと思われる。なんなら、今年年末までにリリースされる、AYANEO等のゲーミングUMPCの方が、高性能かもしれない。

ONEXPLAYER miniで感じている、性能不足感が解消されるわけでもないのに、10万円を追加で出費することに意味があるのか?ここが最大の悩みどころになっている。

一方で、ほかのゲーミングUMPCにはない、タッチパッドや背面ボタンが付いているところには期待が持てるし、Steam Deckのキー配置や大きさ・重さでどれくらいの操作性になるのか?というのも気になるので、触ってみたい気持ちはある。

まだ時間はある:

在庫が確保されるとメールで通知が来て購入可能になるとの事で、僕のところにはまだ何の連絡も来ていないし、いつ来るのかもわからない。年末頃まで放置されるのかもしれない。

仮に、年末頃に購入通知メールが来たとして、その頃にはもっと魅力的なデバイスがリリースされているかもしれないし、僕の気が変わっているかもしれない。

そんな状態なので、通知メールが来てから購入するか・キャンセルするか改めて考えれば良いやと思い始めている。

取りあえず予約しておくことで、購入の選択肢に入れれるので今はそれでいいかと・・・