No Gadget, No Life

ゲームやガジェットの雑記

2022年 My Best 携帯ゲーム機

今年僕が購入した携帯エミュ機・携帯ゲーム機の中で現時点で一番使っているものをMy Bestとして紹介する。

2022年上期でも同じような記事を書いたが、かぶっているものも多かったりするw

まあ気にせずいってみよう~!

RG503:

まずはLinuxベースのOSを搭載した携帯エミュ機から。

RG503は、2022年末時点で一番使っている携帯エミュ機の一つ。

お気に入りの点は、

  • 5インチ 16:9 のOLEDディスプレイ
  • まあまあの操作性
  • LinuxベースのOSによる統一的なUI

最近はAndroidベースの機体が主流になりつつあるなか、Linuxベースの機体はCustom Firm Wareの導入が必須になるが、導入自体は簡単だし、UIに統一性があって使いやすいのでレトロゲーム主体で遊ぶならLinux機の方が好み。

RG503で動かせるゲームは、据置機ならセガサターン・DreamCast位までの軽めのゲーム。携帯機ならPSPの重くないゲーム位までと、性能はあまりよくない。

ただ、僕の様にスーファミ・メガドラ・ゲームボーイアドバンスの様なレトロゲームを中心に遊ぶ人には十分な性能の機体だと思う。

Custom Firm Wareを入れるなら、JELOSArkOSが良い。

MiyooMini:

実用性というよりもコレクションやちょっとしたお出かけ時の持ち歩きに便利ななのがMiyooMini。

2.8インチの液晶は小さく見やすいとは言えないが、大きさのわりに綺麗に表示されるし操作性もまあまあ。

ちょっとした暇つぶしにはちょうど良い感じの機体だ。

OnionUIを導入することで使い勝手が良くなってさらに楽しめる機体になる。

Odin Pro:

今年はAndroidを搭載した携帯エミュ機が多数リリースされ、RP3RG505なども購入したが、Android搭載機で一番使っているのはOdin Proだ。

Odin Proの良いところは、

  • 6インチ 16:9の大画面
  • 筐体の精度・質感の良さ
  • 十字キーの操作性の良さ
  • エミュ機としては十分な性能(SD845搭載)

こんなところだろう。

動かせるゲームは、据置機ならPS2まで。PS2の場合はゲームによる。携帯機ならPSPまでは問題なしで、3DSもゲームによっては動かせるなど幅広く楽しめる。

エミュレーター(AetherSX2)の最適化が進んだことで、PS2のゲームもある程度動かせるというのはAndroid機ならではの利点かもしれない。

Android機は自分でエミュレーターを一つ一つ設定していかないと快適な環境を作れないという手間はあれど、個々のエミュレーターは頻繁に更新されているものが多く、日々エミュレーター性能が上がってきているのを感じれ、そこも楽しめる。

SD845搭載なので、Androidネイティブのゲームも十分遊べるというのも利用頻度が高い理由だ。

Odin Proの唯一の難点は、ほかのAndroidエミュ機RP3やRG505と比べると入力遅延が大きい事。

Odin ProはAndroid10を搭載しており、もしかしたらOSのバージョンが低いのがネックになっているのかな?と思ったりしている。

今後OSバージョンが上がってくれると嬉しいんだけどな~

ROG Phone6 + Razer Kishi V2:

Androidエミュ機ならスマホで良いじゃん説を実証した組合せw

ROG Phone6はSD8+Gen 1を搭載しており、現時点でこれで遊べないゲームはAndroid機では遊べないと言っても良いレベルの性能だ。

ROG Phone6単体で15万円くらいするし、そりゃ高性能に決まってますw

PS2のゲームもほぼ問題なく動くし、横長の画面を活用して2画面のDSや3DSゲームもわりと快適に遊べる。

去年位までは、スマホを使えば高性能なエミュ機になるとは思いつつも、携帯機スタイルで使える操作性の良いコントローラーが無く、スマホ+ゲームパッドの組合せはイマイチになりがちだったのだが、Razer Kishi V2の登場により状況が変わった感がある。

つまり、スマホ自体よりスマホに付けるゲームパッドの方が重要だったんだね。

最近Andorid対応版がリリースされたBackbone Oneなるスマホ用ゲームパッドも気になっていたりするw

Steam Deck:

Steam Deckは、僕が2022年に購入した最後の携帯ゲーム機であり、2022年に(日本で)リリースされた中で最高の携帯ゲーム機だと思う。

僕はSteam DeckをゲーミングUMPCではなく、あくまでSteamプラットフォーム専用の携帯ゲーム機として捉えている。

なので、Steam DeckにWindowsを導入するなんてのは考えられない。

Windowsを使いたいなら高性能なゲーミングUMPCを入手した方が良い。

何を楽しみにするかは人によるので、色んな使い方を模索することを楽しみたい人はWindowsでもBatoceraでも導入することを楽しめばいいと思う。

僕の場合、セットアップすること自体を楽しむタイプではなく、ゲームする事を楽しみたいタイプなので、余計な手間をかけずに即Steamゲームが遊べるSteamOSを搭載したSteam Deckがちょうど良い。

Windows機だとそれなりにセットアップが必要だし、キーボード・マウス無しでのセットアップは苦行になってしまうが、Steam Deckはキーボード・マウスを接続する必要性を感じることは無く、すべての操作が切り替えボタン等を使う事もなく、コントローラーのみで完結できるUIもゲーム機らしくよく出来ている。

その上、各ボタンの精度も良く、握りを変えることなく全てのボタンに無理なく指が届く配置も秀逸だと思う。

僕の様にSteam専用ゲーム機として捉えて使う事も、OSを入れ替えていじり倒すことも出来るので、人それぞれの楽しみ方が出来るのもSteam Deckの良い点かもしれない。

Steam Deckは大き過ぎる?重い?そう思う人ほど一回手に取ってみると良いと思う。確かに大きくて重いけど、それを許容できる楽しさがあると思う。

まだ、試せていないがEmuDeckを導入すればエミュ機にもなるようだ。ってことはオールインワンな機体になりますな。年末年始休暇中にでも試してみたいと思っている。

 

今年もいろんなゲーミングガジェットを買ったが、他にも気になる機体がまだあったりはする。

だた、現時点では上記で挙げた機体でやりたいことはほぼ出来ているのでひとまず満足している。

来年もテンションが上がる機体が、リリースされることを期待したい!