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ゲームやガジェットの雑記

トラックボールはゲームコントローラー?!

トラックボールを使い始めて数日。使い慣れるにつれて「これ良いぞ!」となってきた。今回はトラックボールの使用感とゲームコントローラーとして使ってみた感想を記事にしてみた。

触って使ってはじめてわかる楽しさ:

トラックボールを購入するにあたり「自分に合うのか?」を判断すべく、ネット上の情報を色々調べてみたのだが、ネット上の情報では機能的な違いはわかるものの使用感が全然わからない。もう、実際使って試してみるしかないかと、デザイン重視でKensington Orbitワイヤレストラックボールウィズスクロールリングを購入した。

初めはマウスとは違う操作感に違和感があったものの、丸一日使い続けた結果、トラックボールを使うのが楽しくなってしまった。

と同時に、いくらレビューを見ても使用感は伝わらないだろうな~とも思った。

未経験者にいくら体験談を説明をしても共感してもらえないと同様、いつも使っているマウスとは違う使用感のトラックボールが、自分に合うか合わないかは実際使ってみないとわからないという事なのだと思う。

僕の場合は、使いやすい!とはなっていないが、使ってて楽しい!と感じるようになった。

感度は低い方が良い:

トラックボール使い始めの数時間は、イライラの連続であった。

素早く正確にポインターを動かすのが難しく、ちょっと気を使ってポイントしてもクリックするとポインターがずれるなど、「これ使い続けるのは無理じゃね?」となっていた。

「どうすりゃいいの?」と試行錯誤した結果わかったのは、マウスの感度とマウスのポインター速度を調整しないといけないという事だった。

マウスで使っていた時の設定のままだと、ポインター速度が速すぎて、トラックボールではポイント精度が悪すぎることが分かった。

その為、Windowsの設定でマウスのポインター速度をマウス使用時の半分くらいの速度に変更。

これで多少ましになったものの、それでもまだなんかいまいち。

トラックボールを使ってクリックする時に微妙にポインターを動かしてしまっているようで、ダブルクリックすると全然違うところをクリックしているという現象が頻繁に起きていた。

その為、トラックボールの感度(DPI)を最低設定の400DPIに変えることにした。マウスでは1800DPIにしているので、かなり低い感度設定だ。

マウスのポインター速度、感度ともに落とすことで一見すごく反応が悪いように感じるのだが、その分細かい動きがやりやすくなった。また、大きく動かせばポインターは加速してくれるので、長い距離を動かすときもそれほど違和感はない。

この設定に行き着いてからは、パワポでの細かい図形を使った資料作成のような作業もほぼストレスなく出来るようになった。

何ならトラックボールを使うのが楽しくなってきた。

ゲームで使えないのか?:

トラックボールを使うのが楽しくなってきたのでもっと使いたい。ゲームでも使っちゃおうという事で、いくつかのゲームを試してみた。

サイバリオン:

トラックボール操作と言えばサイバリオン。

RetroArchのX68000コアPX68Kではマウス操作もサポートしているので

早速プレイしてみた。これは良い!

イーグレットツーミニのサイバリオンも悪くなかったが、自分に合った感度設定をしたトラックボールでの操作の方が、操作しやすいと感じた。

当時X68000実機で遊んでいた時は、付属のマウス兼トラックボールでは操作し難いと感じてジョイパッドで遊んでいたが、球の大きいトラックボールを使う事で操作感が良くなり遊びやすくなった。

X68000のマウストラックボール(X68000Zの再現版)

マーブルマッドネス:

マーブルマッドネスという障害物をよけながら球をゴールまで転がしていくゲーム。

これもX68000版をプレイ。

当時は遊び難いと感じてあまり遊ばなかった気がするが、このゲーム、トラックボールとの相性抜群。数時間ほど熱中して遊んでしまったw

アルカノイド(ファミコン):

次はアルカノイド(ファミコン版)。本来はパドルで操作するのがベストなのだろうが、トラックボールでも行けるのでは?と思い試した見たところ、良い。

普通のコントローラーでは出来ない、急な動きもトラックボールなら可能。

イーグレットツーミニの様な感度の悪さもない。このゲームもトラックボールで楽しめるゲームだと感じた。

使ったエミュはRetroArchのMesenコア。Mesenのコントローラー設定で「Zapper」というのを選ぶとトラックボール(マウス)で操作可能になった。

Virtua Cop(SEGA Saturn):

最後にSEGA Saturn版のVirtua Cupをトラックボールで遊んでみた。

まあ、遊べなくはないが、快適ではない。

球を転がすような常に連続した動きだとトラックボールだとやりやすいが、VirtuaCupの様な点と点を素早く移動しなければならないようなゲームには向いていないようだ。

トラックボール操作に慣れたらいけるかもだけど、こういった操作はまだマウスの方が良いと感じた。

使ったエミュはSSF。コントローラー設定でマウスを選択するとマウス対応のゲームなら操作可能になるようだ。

 

デバイスが変わるとゲームも楽しくなるというのを再確認できて満足。

こりゃトラックボール沼にはまりそうだw