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プレイリスト.m3uを使って複数ディスクを同時に読み込む方法(X68000エミュ)

X68000のゲームをエミュで起動する際、複数のディスクイメージに分かれたゲームを起動時に一発でドライブ0とドライブ1へそれぞれ読み込ませる方法(プレイリスト作成)の覚書。

プレイリスト.m3uを作る:

プレイリストを作成することで、ドライブ0とドライブ1に読み込ませるディスクイメージを一度に指定することが可能。

プレイリストはテキストエディタで簡単に作成できる。

例えば、

「悪魔城ドラキュラ」の場合、ディスクが2枚なので吸出したディスクイメージは2つのファイルになる。

  • Akumajou Dracula (Disk 1 of 2).dim
  • Akumajou Dracula (Disk 2 of 2).dim

このゲームを起動するには、

Disk1をドライブ0に、Disk2をドライブ1に入れて起動する必要がある。

ドライブ毎に読み込むディスクイメージを個別に指定しても良いが、ちょっと面倒。プレイリストを作って置けばプレイリストを指定するだけで良くなる。

ROMファイルの格納場所をわかりやすくしたいので、今回は以下の様なフォルダー構成とする。

「X68000」直下にプレイリストをまとめて置き、ディスクイメージはゲーム毎にフォルダーを切って格納することとする。

プレイリスト内で指定するPATHが正しければ、ディスクイメージはX68000直下でもいいし、イメージファイル格納場所は1つにまとめてしまっても良い。

今回は以下の様にファイルを格納する。

左:プレイリスト格納場所、右:ゲーム毎のディスクイメージ格納場所

プレイリストは新規テキストファイルで作成する。

テキストエディタを開いて以下の様に記載。

プレイリストを格納している場所からディスクイメージまでの相対PATHを記載する。

1行目がドライブ0、2行目がドライブ1に対応する。

後は任意のファイル名を付けて保存する。

保存した状態では拡張子が「.txt」になっているので、保存後に拡張子を「.m3u」に変更する。

左:テキストエディタで作成直後、右:拡張子を変更

これで、プレイリストの作成は完了。

エミュ起動時にROMを指定する時は、プレイリストの方を指定すればドライブ0にDisk1、ドライブ1にDisk2が読み込まれる。

ディスクイメージが1つの場合も、同様にプレイリストを作っておくと良い。

ディスクイメージが1つなら1行だけ記載したプレイリストを作ればよい

全てのゲームをプレイリストで管理しておけば、フロントエンドを使ってROMファイルのサムネルを表示させている場合に、「.m3u」のファイルのみ表示とする事で、同一のゲームのサムネルが複数表示されることは無くなる。

ディスクイメージ枚数が多い場合:

ディスクイメージが3つ以上ある場合などで、ゲーム中にディスクイメージを切り替える必要がある場合は、手動で指定し直す必要がある。

RetroArchのPX68Kを使う場合を例に説明する。

PX68Kでは、初期設定でゲームパッドのL2ボタンでディスクイメージ選択画面が表示される。

エミュ起動時にL2を押した時の画面

ここでFDD0とFDD1のイメージをそれぞれ個別に指定できる。

指定し直したら、L2をもう一度押すと上記画面が消えて新たに指定したディスクイメージが読み込まれる。読み込みには、ちょっと時間がかかる場合があるので慌てずに待つ。

ただし、configファイルを書き換えておかないと、イメージファイルが格納されているPATHが表示されないことがあるので注意。

configファイルの書き換え:

RetroArchのX68000 BIOSファイル格納場所(初期設定は~/system/keropi)にある、configファイルをテキストエディタで開く。

[WinX68k]以下の「StartDir=」の右側にROMファイル格納場所までの絶対PATHを追記して保存する。

赤枠部分を追記

注意点として、PATHの最後に「\\」バックスラッシュを2つ追加する事。

これを付けないと、何故か正しくPATHが指定されない。

ちゃんと指定されていると。ゲームパッドのL2ボタンを押した時の画面で、ROMファイルを格納した場所が初期PATHとして表示される。

正しくPATH指定されている状態