これは何?
NPET T20。 型番だけ言われてもなんのこっちゃわからんと思うけど、写真の通り、左手用のキーボード。左手用のゲーミングキーボードといえば、Razer Tartarus シリーズやRazer Orbweaver Chromaなんかがよさそうではあるが、こいつらは1万円越えの製品で試しに買うには少し高い。なので、失敗してもあまり悔しくないであろう格安の左手用のキーボードを買ってみた。価格はAmazonでクーポン利用で1,999円!
なんで買ったのか
今使っているキーボード、G PRO 初代キーボードのWASDキーの調子が悪い。コンタクトスプレーをかけて、何とかしのいではいるが、チャタリングが再発生している。なので、キーボードの新調を検討している。次買うならG913 TKLを買いたいなと思っているのだが、G913 TKLは3万円もする高級キーボードなので買ったとしても、また同じようにWASDだけ調子悪くなったら悲しい。で思ったのが、ゲーム用に壊れてもいいやと思えるような、格安左手用キーボード買ったらいいじゃんとなったのだ。
仕様は?
デバイス的には、ただのキーボード。見ての通りの38個のキーがついている。接続はUSB。メンブレン方式のキーで、押した感じはパコパコという感じで、安っぽい。サイズ?キーピッチ?はフルサイズキーボードと同じ。USBで接続するとキーの足りないキーボードとして、ドライバーも何も入れなくても使えるようになる。左についている、3つのボタンは初期設定でマイコンピューターを開く、ページアップ、ページダウンが割り当てられている。一応ゲーミングキーボードらしく、お好み色で光らせることもできる。光るパターンもいくつかあるようだ。
これでAPEXをやってみたところ、キーの位置に違和感はなく、キーボードで操作しているのと変わらない感じだった。
設定の変更アプリ
専用のソフトをダウンロードすると、すべてのキーを任意のキーに割り当てなおすことができる。ちゃんと日本語アプリがあるのがちょっと驚いた。NPET T20には、IとかMとかのキーがないので、必要なら使わない別のキーに割り当てなおしてもいい。でも僕はゲーム側でキー割り当てを変更して使っているので、このソフトは使っていない。
光かたのパターンや色を変更することができる。即消灯設定w
マクロ設定も可能。複雑なコマンドをワンボタンで実行できるようにしたり、繰り返し操作させたりと、必要最小限のことはできそう。シミュレーションとかでつかうのかな?FPSだと使い道あるんだろうか?屈伸レレレ打ちとかマクロにする?!
使ってみてどう?
キーの配置や大きさに違和感はない。本体サイズが若干大きいので、ゲームしないときは邪魔。ゲーム中は問題ない。快適とかこれで操作性向上とか、そういうことは全くない。普通にキーボードで操作しているのと変わらない。単にゲームのしすぎで、高いキーボードを壊したくないためだけに買ったわけで、その目的は果たせるかなと思う。
左手用のキーボードでゲーム環境を良くしたいという人向けではないと思う。強いて言うなら、ゲーム中キーボードとマウスの距離は近くしたい。という人や、操作性はこだわらないけど、マクロを使いたい。という人なら試してもいいんじゃないというくらいかな。安いし。