今回は、Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ2のレビュー。
Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ2とは?!:
Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ2(以下Elite2)は、3年ほど前にリリースされたXbox One用のゲームパッド。Eliteと名が付く通り19,000円位する高級ゲームパッドだ。
僕はXbox OneやSeries X|Sは持っていないので、WindowsでPCゲームを遊ぶ用として購入。一応Androidでも使用できる。
発売後しばらくは品切れ状態だったと思うのだが、つい先日Amazonを見ていたら普通に販売しているのに気が付き、ついポチってしまったw
Elite2の凄いところは、ゲームパッド自体の高級感もさることながら、ゲームパッドとしての機能はほぼ全部入りで、かつ、カスタマイズパーツも豊富に付属していて自分の好みに合わせていじれるところだと思う。
記事書くつもりはなかったのだが、あまりの良さに思わずテンションが上がってレビュー記事を書いてしまったw
付属品:
付属品は充実している。
十字キーキャップが2種。高さや形状の異なるサムスティックが6種。取り外し可能な背面パドルが4つ。アナログスティックのテンション(重さ)を変えるツール。そして充電器とケーブル。それらを収めるケースが付属する。
これらすべての付属品は付属のケースに収めて持ち運び出来ちゃう。
このケースの構造がちょっと面白くって、ゲームパッドをケースに入れたまま充電できるように、ケース側面に開閉可能なケーブル差込口が付いている。
NVIDIA SHIELD Portableのケースを思い出したわw
操作性:
精度が高いというのはこういうのを言うのだろうと感じるくらい、各ボタン類の押し心地が良い。
中華エミュ機のコントローラーが如何にダメダメなのか再認識してしまったw
ABXYボタンは10mmの大きさで、やや浅めの押し心地。上面が丸みを帯びていて同時押しもしやすい。
十字キーキャップは2種類付属しており、マグネットで付いているだけなので簡単に交換可能。
ゲーム中に外れてしまう様なことは無かった。
替えの十字キーキャップは、どちらも金属部品となっており高級感がある。
十字キーのボタンは恐らくマイクロスイッチの様なもので浅くカチカチと反応の良い押し心地だ。
どちらの形状のキーキャップが使いやすいのか試してみたが、4方向もしくは8方向を正確に入力したい場合は、十字型を。シューティングゲームの様に、360度グリグリ動かしたい場合は、デスク型が良いと感じた。
格ゲーで試した感じでは、コマンドキャラはデスク型の方がやりやすく、貯めキャラは十字型の方がよかった。ただ、デスク型だと余計なキーが入りやすいというのもあり入力精度を求めるなら十字型一択かもしれない。
このゲームパッドを使う場合、キャラ操作は基本左アナログスティックを使うことになると思われるので、僕は入力精度の高そうな十字型を選択した。
アナログスティックは、初期設定ではテンションが低く設定されていてすごく軽い。これはXbox Oneのコントローラー相当らしい。
テンションは付属のツールで3段階の変更が可能。
一番重くするとXbox360相当になるらしい。僕は軽い方が良いので初期設定のままにした。
L2R2ボタンはアナログ式だが、ボタンのストロークは3段階の変更が可能。
一番浅くするとストロークの無いボタンの様に出来るので、FPSなどのゲームで使いやすくなる。
背面には4つの金属製パドルが付いていて、パドル自体は簡単に取り外し可能。
僕の場合、R2L2に人差し指をひっかけて持つのだが、この持ち方だと中指と薬指がちょうどそれぞれのパドルにあたる位置に来て使いやすかった。
パドルによる誤操作を避けたければ簡単に外せるし、ボタン設定でパドルに何も割り当てないという方法もある。
ゲームによってはパドルボタンを使う事で有利にゲームを進めることが出来そう。
操作性としては僕が過去触ってきたゲームパッドの中では最高クラスだと感じた。
ただ、重さも最高クラスで330gもあるが、この重さが安定感を醸し出しており逆に良いと感じた。
Xboxアクセサリー:
このElite2の機能を100%引き出すには、Xboxアクセサリーというアプリが必要になる。
このXboxアクセサリーで何が出来るかと言うと
- 各ボタンの再割り当て
- アナログスティック、トリガー(L2R2)の感度変更
- 振動度合いの調整
- XboxボタンのLEDライト色変更
となる。
ボタンの割り当てはプロファイルを作る事で3種類保存ができ、コントローラー中央に付いているプロファイルボタンで動的に切り替え可能。
また、特徴的な機能として「シフト機能」に対応しており、いずれかのキーをシフトキーに割り当てることで、1つのボタンで、「シフトキーを押しながら」「シフトキー押さずに」の2種類のボタン割り当てが可能になる。
「シフト機能」によって、割り当て可能なボタンがほぼ倍になり、かつ、十字キーやアナログスティックの方向キーも自由に割り当て可能なことから、ボタン類とパドルのみで操作を完結させるなんて言う変態割り当ても可能だ。
僕の場合、パドルボタンが4つあるだけで混乱しそうなので、「シフト機能」は当面使わないと思うけどw
まとめ:
僕は普段、十字キーが上に付いているゲームパッド 8BitDo Pro2をメインに使っているのだが、十字キーにこだわらないくても良いゲームや最新のPCゲームなんかを遊ぶ場合は、Xbox配列のゲームパッドの方が遊びやすいこともあり、Xbox Oneのゲームパッドと使い分けをしていた。
Elite2を手にしてからは、これしか使わなくなってしまいそうなほど使い心地が良い。
やっぱ純正品はいいわ~
確かPS5用でもDualSense Edge ワイヤレスコントローラーとかいうハイスペックゲームパッドがリリース予定だったな~。
コレPCでも使えるのかしら?使えるならちょっと欲しいかも。