良いと話題のゲームパッド Vader 3 Proを購入して実際に使ってみたので、その感想を記事にした。
- これは良い:
- コスパの高い中華ゲームパッド:
- お気に入りのカチカチボタン:
- 4つの背面ボタンは使いやすい位置にある:
- トリガーストップはクリックタイプに変わる:
- 無線接続時のポーリングレートは600Hz?!:
- アプリで細かい調整が可能だが・・・:
- これ買っておけば良いんじゃない?!:
これは良い:
結論を先に言うと、このゲームパッド良い!
数年前なら、このレベルの機能を搭載したゲームパッドは2~3万円していたと思うのだが、それが1万円以下で購入出来てしまう時代になったようだ。
PC、Switch用に良さげなゲームパッドを探している人は、こんなブログ読まないで良いから即ポチって自分自身で堪能すると良いと思う。
僕は、購入タイミングが良く割引されている時に購入出来たので、送料込みで6,082円で入手することが出来た。お得っ~!
基本は純正コントローラー派なのだが、この値段でこの機能でこの品質なら純正コントローラーは購入候補から外れちゃうレベルのコスパの高さだと思う。
因みに今(2023/12/8)僕が購入したAliのサイトを見るとちょっと値上がりしていて、割引込みで8,000円位になる模様。
それでもまだ安いっしょ?!
コスパの高い中華ゲームパッド:
前述の通り僕は純正コントローラー派。
PCでゲームをする時はXbox Elite Controller 2 を、Switchでゲームをする時は純正Proコンを使っていたのだが、最近になって状況が変わりつつある。
Rainbow2 Proを使うようになってからは、純正コントローラーにはない高機能なゲームパッドも良いよな~と思い始めている。
値段が純正コントローラーと大差無いなら、なおさらだ。
つ~事で、Rainbow2 Proとの比較も踏まえつつ、Vader 3 Proを使った感想を書いていこう。
お気に入りのカチカチボタン:
まず大きさと表面(?)のボタン類について。
握った感じの大きさは、Rainbow2 Proとほぼ同じ印象。Xbox Elite Controller 2ともほぼ同じ。また、見ての通りボタン配置も似ている。
大きく違うのは、まず十字キー。どちらもカチカチボタンなのだが、Vader 3 Proは円盤型になっている。
Rainbow2 Proは、十字型と円盤型で付け替えが可能だが、Vader 3 Proは円盤型一択。
レトロゲームで使うなら十字型にこだわりたいが、PCでレトロゲームを遊ぶ時は
別のゲームパッド(8Bitdo Pro2など)を使うのでここは気にならなかった。
十字キーの入力精度は良く、誤入力が発生することは無かった。
ABXYボタンはRainbow2 Proと比べると一回り小さいのだが、Vader 3 Proではメカニカルなボタンになっており、カチカチとストロークが短く反応の良いボタンになっている。これの感触が欲しかったのよね~
さらに、ABXYボタンの下にはC、Zというボタンがあり任意のボタンを割り当て可能だ。
C、Zボタンは位置的に誤爆するんじゃないかと心配したのだけど、絶妙な大きさと位置にあるので誤爆することは無かった。一方でちゃんと押しやすい位置でもあるで、ABXYボタンと使い分け可能だと感じた。
僕はELDENRINGを遊ぶ時に、このボタンに「X+方向キー」というマクロ設定をして使っている。便利~
あと、地味に良かったのが、Start/Selectボタンの位置。
Rainbow2 ProはXbox Controllerとほぼ同じ位置にあるのだが、ゲーム中にStart/Selectを押そうと思うと、ちょっと遠いなと感じていた。Vader 3 Proでは少し外側に配置されており押しやすい位置にあると感じた。
ボタン類は全てカチカチとした押し心地になっており、カチカチボタン好きの僕には使っていて心地よいゲームパッドだ。
4つの背面ボタンは使いやすい位置にある:
次は背面側のボタン類について。
Vader 3 Proは背面には4つのボタンが付いている。
外側のボタンは、Rainbow2 Proと似た配置になっており、大きさは少し小さいが使い心地は、同等で誤爆もしない位置だと感じる。
内側のボタンは、押しにくいのでは?と思ったのだが、外側のボタンを押す指を少し伸ばせば届く位置で意識すれば押せる位置だと感じた。
逆に言うと意識しないと押さない位置なので誤爆することは無さそう。
僕はELDENRINGを遊ぶ時に、このボタンにも「X+方向キー」というマクロ設定をして使っている。アナログスティックから指を離さずアイテムが使えるので、戦闘中の回復ボタンとして使っている。
トリガーストップはクリックタイプに変わる:
背面にはトリガーストップの切り替えスライドがあるのだが、これがまた良い。
Rainbow2 Proでは単純にストロークが短くなるだけの仕組みだったが、Vader 3 Proではメカニカルスイッチに切り替わる。やっぱりボタンはカチカチじゃなくっちゃw
この価格帯のゲームパッドでトリガーがクリックタイプに変わるって言うのはレアなんじゃない?!
無線接続時のポーリングレートは600Hz?!:
Vader 3 Proは有線接続でも無線接続でもポーリングレートが500Hzというのが特徴らしい。
Rainbow2 Proは有線接続だと1,000Hz、無線接続だと200Hzとなるので高ポーリングレートを活かしたいなら、有線接続が必須になる。
因みにXboxコントローラーは、Xbox本体と接続したときは250Hzだが、PCと接続すると125Hzになってしまう。
実際にVader 3 Proのポーリングレートを無線・有線両方で計測してみた。
実測の結果はなんと無線接続時の方がポーリングレートが高いという結果に!
しかも公称値の500Hzを超える600Hz。
こりゃ無線接続一択かな?!
アプリで細かい調整が可能だが・・・:
公式サイトからFlydigi Space 3.0というソフトを落としてPCにインストールすることで各種ボタン、マクロ、連射、アナログスティックのデットゾーン、ジャイロ感度、トリガー感度のなど細かい設定が出来る。
アナログスティックのデットゾーンは0にすることも可能。
また、各ボタンは割り当て無しにも出来るので、スティック押し込みによる誤爆を避けたければ押し込みは無効化して、C・Zボタンなんかに割り当てても良いかもしれない。
ゲームタイプ毎にボタン割り当てのプロファイルを作って割り当てしておけば、ゲームパッドのボタン操作(Select+ABXY)で4種類のプロファイルを切り替え可能。
アプリで細かい設定が出来るというのは、Rainbow2 Proでも可能なのだが、一部Rainbow2 Proの方が優れていると感じた点がある。
Rainbow2 Proではゲームパッドに「連射」「マッピング」「マクロ」という専用のボタンが付いており、アプリ無しでもM1~4ボタンへの任意のボタン割り当てやマクロ割り当てが可能。連射についてもゲームパッドから任意のボタンを連射させることが出来て、連射速度の変更ができる。
Vader 3 Proで連射機能のON/OFFや再マッピングをしようとすると、アプリを経由しなければならずゲームをしながらシームレスに切り替え出来ないのは不便に感じた。
ここはアプリ無しで最低限の設定が出来るようにして欲しかったな。
あと、細かい事だが、Rainbow2 Proにはイヤホンジャックが付いているが、Vader 3 Proには付いていない。僕は気にならんけど。
これ買っておけば良いんじゃない?!:
現状PC、Switch向けのゲームパッドでどれが良いかと聞かれたら、Vader 3 Proを第一候補に挙げるくらいには良いゲームパッドだと思う。
ただ、今回比較してみて改めて思ったのは、Rainbow2 Proも捨てがたいという事。
Vader 3 Proでは、ゲームパッド単体で基本的なボタン割当が出来ないが、Rainbow2 Proでは可能。これはVader 3 Proの大きな欠点だと感じた。
アップデートとかで改善して欲しいところだね。そしたら、まさに最強ゲームパッドになると思う。
ついでに、PS5用も作ってくれないかな~。