はじめに:
Androidスマホを使ってエミュを遊ぶためのコントローラーとして購入したGameSir T1s。最近はこれを使うことが多いのでレビューしてみようと思う。
GameSir T1s Wireless Controllerwww.gamesir.hk
Amazonで4,000円くらいで購入可能なゲームパッドだ。
仕様概要:
- 接続方法:Bluetooth 4.0 / 2.4G ワイヤレス / 有線
- バッテリー:800mAh
- 接続方式:X-Input / D-Input / iCADE 対応
- 振動機能付き
- 連射機能付き
- L1L2R1R2ボタンあり。
- アナログスティックは押し込み可(L3R3)
- スマホクリップ内臓
十字キーが上についているDualshock4に近い配列のゲームパッド。特徴的なのは、スマホクリップを内臓していることと複数の接続方法に対応していること。スマホでも使えるし、PCに接続して使うのもOKだ。
良いところ:
スマホクリップ内臓
スマホクリップを別につけるのは、煩わしいしいし、使わないときに邪魔。特に、持ち歩く場合はかさばる。折りたたんでゲームパッド本体に収納できるのはスマートで利便性が高い。
接続方法が複数ある。
僕は入力遅延アレルギーなので、Bluetooth接続だけのゲームパッドはNG。このゲームパッドは、Bluetooth接続のほかに2.4Gワイヤレス接続も可能。本体下部にドングルが内蔵されている。ドングルはUSB-A接続だが、USB変換をすればこのドングルを使ってスマホと接続も可能だ。有線接続もできる。
2.4Gワイヤレス接続だと遅延はほとんど感じなくなる。僕の場合は有線接続で使っているけどねw
連射機能付き
連射したいボタンとTurboキーを同時押しするとそのキーが連射になる。連射解除したい場合は、連射解除したいボタンとClearで連射解除できる。連射速度の変更はできない。問題点があって、X-InputモードでAndroidスマホと接続して連射機能を使うと方向キーがまともに使えなくなる。Androidスマホと接続するときはD-Inputモードにした方がいい。
重心がちょっとゲームパッド寄り
Dualshock4にスマホクリップをつけるよりも、スマホとゲームパッドの距離が近いので、重心がゲームパッド寄りになり若干持ちやすいと感じる。
いまいちなところ:
各ボタンの押し心地がいまいち
Dualshock4と比べると、十字キーは重い押し心地で、ちょっと軋むような音がすることがある。反応は悪くないと思うのだが、キー自体が重いので操作に少し違和感がある。
ABXYボタンもキーが若干重く、ストロークが長い。そのくせちょっと粘りがあるような押し心地なので、反応が悪い印象がある。電気的な反応ではなく、ボタンそのものの反応が悪い気がする。なので許容範囲内ではあるが、快適な操作感ではない。
アナログスティックの背が高い
Dualshock4と比べてということになるが、アナログスティックが長く感じる。僕は短めの方が好き。エミュでレトロゲームをやる分にはあまり気にならないからいいけどね。
その他:
GameSir A2というのを使うとAndroidでゲームパッドに対応していないゲームでもゲームパッドに対応させれるらしい。僕は使ったことないので詳細は分からないのだが・・・エミュで遊ぶ分には、必要ないかな。
まとめ:
Androidスマホ用のゲームパッドを探しているなら選択肢として入れていいゲームパッドだと思う。個人的に評価できるポイントは
- 有線接続も無線接続(2.4G)もできる
- 連射機能がある
- スマホクリップ内臓で収納するとコンパクト
という点だ。
スマホクリップタイプは持った時の重心が悪くなるが、このタイプのゲームパッドでは仕方ないところ。代わりに普通のゲームパッドと同じ持ち心地というメリットはある。
現在は僕のAndroidスマホ用メインゲームパッドになっている。
Gamesir X2の到着待ちなので、Gamesir X2が来たらどうなるかわからないがw