EmuELEC純正のFWをインストールできるのか試してみたいと思う。ついでに購入時に付属してきたFWのアップデートも試みる。
付属FWのアップデート
僕が購入したRGB10 MAXは、SDカードの容量いっぱいになっていたので、初めはアップデートできなかった。なのでデータを消して、ROMデータを空っぽにしてからアップデートをかけたら、「EmuELEC 4.1-TEST-0312021」から「EmuELEC 4.1-TEST-0330021」アップデートできた。特に問題は起きてないと思う。
アップデート方法は、
- スタートボタンをしてMain Menu開く
- Update&Downloads を選択
- Update Type :BETA を選択
- Start Update でアップデートが実行される。
アップデートできるという事は、純正EmuELECがそのまま使えるのではないか?という事で、今度はEmuELECの公式サイトから落としてきたFWを入れてみようと思う。
公式FW EmuELEC 4.1 Stableを入れる
FWのダウンロードは以下から
手順を簡単に書くと
- FWイメージファイルを入手して解凍(.imgにする)
- Win32DiskImagerなどでSDカードに書き込み
- SDカードを本体に入れて起動し、少し待つ
OGA、OGSは同じイメージファイルになっているようなので、「EmuELEC-OdroidGoAdvance.aarch64-4.1-odroidgo2.img.gz」が導入するFWとなる。
解凍した「EmuELEC-OdroidGoAdvance.aarch64-4.1-odroidgo2.img」を、Win32DiskImagerなどで、SDカードに書き込む。
FWのイメージを書き込んだSDカードを、RBG10 MAXに入れて電源を付けて少し待てば起動する。
EmuELECそのままで行けそうだ。まだ全然使ってないので、不具合があるのかどうかはわからないが、このまま使っていくつもり。
公式FW EmuELEC 4.1 BETAを入れる
ちなみに、TEST版を1から入れ直すこともできる。以下からTEST版の4.0をダウンロードしてきて、同じようにSDカードに書き込む。
導入するFWのファイル名は、「EmuELEC-OdroidGoAdvance.aarch64-4.0-TEST-02022021-odroidgo2.img.gz」。
4.1 Testのイメージファイルが見つからなかったので、4.0 Testを入れてからアップデートしていく方法をとる。
一旦4.0 Testを入れて正常に起動出来たら、今度は手動で4.1 Testにアップデートしていく。
上記サイトから、「EmuELEC-OdroidGoAdvance.aarch64-4.1-TEST-02182021-odroidgo2.tar」を落としてきて、ROMデータが入っているPATHにある、「.update」というPATHに入れる。
FTP経由でファイルを入れる場合、WINSPC等でアクセスし「/storage/.update」に.tarファイルを入れる。
FTPでログインするときのUser/Passは、root/emuelecだ。
アップデートファイルを入れたら、Startボタンを押して、ESのメニューを開き
"EmuELEC settings" -> "Danger Zone" -> "RESET EMUELEC SCRIPTS AND BINARIES TO DEFAULT"を選択して、再起動するとアップデートが始まる。
アップデート後、上記の「付属FWのアップデート」に書かれている方法で、もう一度アップデートをすると最新のTESTバージョンになる。
安定版かTEST版かどちらが良いのかはよくわからない。TEST版の方が良いという人もいるようだ。
さあこれで、ゴミデータの詰まった付属SDカードとはおさらばできたので、自分で用意したデータを入れて遊べる環境を作っていこうと思う。とりあえずは安定板をメインに使っていく予定。
余談
一部でRBG10 MAXの品質について、十字キーがいまいちとか、スクリーンカバーが落ちてくるなどの問題があると、話題になっているようだが、僕の機体は何の問題もない。
というか、細かな品質を気にしている人は、「中華エミュ機」に期待をしすぎだと思う。
十字キーがいまいちなら分解して掃除してみるとか、通電パッドを交換するとか、いろいろ試すしかない。なんせ「中華」で「エミュ機」なわけだし。Switchの様なちゃんとした携帯ゲーム機と同じ品質を求めるのは無理だと思うw
RGB10 MAXの値段は1万円を超えるが、「高級機」だと思ってはいけない。品質は今まで通りと思った方が良い。最近の「中華エミュ機」は値上がり傾向にある気がするが「高級中華エミュ機」になったのではなく、「ぼったくり中華エミュ機」になっただけだと僕は思っている。
RGB10 MAXにしても、OGSが$80なのに多少の機能アップはあるとしても、コピー商品のRGB10 MAXが$120というのは高すぎる気がする。
なので、ある程度許容するつもりで手を出さないと後悔することになる。