RGB10 MaxでPCエンジンCD ROM2のゲームがうまく動かせていなかったのだが、ちょっとしたことでちゃんと動くようになったので、その覚書。
ROMの問題じゃない
同じROMデータで、RG351V+351ELEC・Androidスマホ+RetroArchで問題なく起動できるのでROMデータの問題ではなかった。
問題だったのはCUEファイルの記述
RG351Vで起動できていたゲームのCUEファイルは、ROMファイルを指定する部分の記載が全て大文字になっていた。
これを、ファイル名と大文字・小文字も含め完全一致にさせてみたところうまく起動できた。
RG351V+351ELECでは、大文字小文字の判別がなく、RGB10 Max+EmuELECでは大文字小文字は別の文字として認識されれているという事なのかね。単純な事だったんだけど、全然気が付かなかった・・・
ISOとCUEの組み合わせが良いみたい
吸い出したファイルにCCDという拡張子の、CUEファイルと同様、トラックの場所とヘッダーデータが書き込まれたファイルがあるが、何故かCCDからだと起動できない場合があった。なので、起動用のファイルをすべてCUEに統一したらうまく起動できる様になった。
後あまり関係ないかもしれないけど、イメージファイルはすべてISOに統一させた。拡張子を変えたい場合は、単純に拡張子をISOに変えればいいだけだと思う。
RetroOZでPCエンジンCD ROM2のゲームが表示されない場合
僕の環境では、RGB10 Max+RetroOZで「pcenginecd」にROMファイルを入れても、ES上でPCエンジンCD ROM2が表示されなかった。代わりに「turbografxcd」にROMファイルを入れたところTurboGraphx CDとして表示されるようになった。
PC Engine CDもTurboGraphx CDも同じCOREを使っているので、どちらにROMを入れても良いはずなんだけど、何故かRetroOZでは「turbografxcd」でないとROMが表示されないという状態になっている。なんか設定変えれば見えるようになるのかな?
僕はEmuELEC 4.2 Testを使っているので「pcenginecd」で普通にROMファイルが認識されるので良いんだけどね・・・・
PCエンジンCD ROM2のゲームが動かないことがRGB10 Maxの不満点だったが、これで不満点が解消された。
RGB10 Maxには、十字キーの操作性にも若干不満がある。左右のキーを押すと上キーが同時に入ってしまう事が多々あるので、ゲームによっては操作しにくいと感じる。
操作性については、RG351Vの方が誤入力が少なくていいのだけど、僕は画面の大きさが重要なので、最近はRGB10 Maxで遊ぶことが多い。
今のところ携帯エミュ機は、RG351VとRGB10 Maxの2つがあれば他はいらないな~という感じがする。