最近のお気に入り携帯エミュ機は、RG503。ただ、レビュー記事にも書いたが、十字キーの操作性には難点が残る。
分解して十字キーのパーツのバリを取る加工を行う事で、かなり良くはなったが、普通のゲームパッドと比較すると操作性は劣ると感じる。
十字キーの操作性ってなんでこんなに差が出るのだろう?と色々試していたら、あることに気が付いたというのが今回の話です。
気付きと疑惑:
操作性を求めるなら、スマホ+ゲームパッドの組合せで遊ぶのがベストだと感じる。
だが、この組み合わせだと、操作性は良くなるが携帯性が悪い。
コントローラーがもう少し小さくなればな・・・と思っていたら、8BitDoのコントローラーをもう一つ持っていることを思い出した。
SN30 Proは、基本Pro2と同じボタン配置。各ボタンの押し心地も同じだが、グリップが付いていないタイプのゲームパッドだ。早速、スマホと組み合わせてみる。
これなら、コンパクトだし携帯性も良くなる!
試しに、少しストZERO3で遊んでみたのだが、ここで、ある気付きが!
「昇竜拳でねぇ?!」
おかしい。十字キーは同じ大きさ・同じ押し心地。恐らく使われているパーツも同じはず。操作性に差が出るはずは・・・・
違いと言えば、グリップの有り無し位。言われてみれば確かに、SN30 Proだと若干不安定な持ち心地だ。
グリップか?十字キーだけでなく、グリップの有無も操作性を左右するのか?という疑惑が浮上。
確信:
PSPのゲームで遊ぶときは、VITAを使う事が多いのだが、VITAの十字キーは若干小さく、使いにくいと感じる事がある。
十字キー自体は反応も良く、質の高いキーだとは感じるのだが、握りにくいVITAの形状も影響して、結果、十字キーの操作性が良いとは言えない。
ただ、もし、上記の8BitDoのゲームパッドの様に、グリップの有り無しで操作性が大きく変わるとしたら?!気になってしまい、VITAのグリップを購入。
Amazonで¥1,500位のグリップを装着。
すると、
「対空昇竜、楽勝でした。」
今までVITAでは、格ゲーは出来ないと思っていたのだが、これなら許容範囲内。イヤ、むしろ快適まである。
ここで確信しました、十字キーの操作性は、十字キー自体の精度のみならず、機体を安定して持てることが重要なんだと。
ええ。そうです今頃気が付きました(汗
もしかしたら、RG503もグリップを装着したら十字キーの操作性には不満がなくなるかもしれない。
RG350やRG351用のグリップは販売していたりするので、RG503用も販売されたら買ってみようかな~と思った。