
先日見つけて気になっていたSHAKS S5bが到着したので、レビューをしてみようと思う。
購入は米Amazonからで、送料込みで7400円位だった。
付属品:

ソフトケース、USB A-Cケーブル、説明書、十字キーの替え(ディスク型)が入っている。
ソフトケースはコンパクトで質感も良く持ち歩きにはちょうどよさそうだ。
使い方:
基本はスマホで使う事を想定されたゲームパッドだと思う。Bluetoothで接続し、間にスマホを挟んで使うタイプだ。

Android、Windows、iOSと対応機種は十分。
残念ながら、装着感はいまいち。左右にスマホを挟むための溝があるのだが、ケースを付けていると若干おさまりが悪い。

さらに、背面の支えが弱いせいか、コントローラーが若干前後にガタつくので、アクションゲームをやっていると、ちょっとイライラすることがある。
Windowsやスマホを置いて遊ぶときは、挟むのではなく、コンパクトなコントローラーとしても使うこともできる。

畳んでいる状態で持つと、若干小さめのコントローラーといった感じだ。
接続方法:
基本はBluetooth接続で使うのがメインとなるが、前述の通り、AndroidとWindowsでは有線接続にも対応している。入力遅延が気になるのであれば、有線接続で遊ぶのもありだと思うが、こいつは入力遅延が少ないようで、Bluetooth接続で十分だと感じた。
僕が普段使っているGalaxy Note 10 PlusとBluetoothで接続したところ、入力遅延はほぼ感じなかった。何なら、Gamesir X2より遅延が無いのでは?!と思うくらい。
Surface Duoだと少し遅延を感じたので、接続する機体によってはBluetooth接続だと遅延を感じてしまうかもしれない。
操作性:
この手のコントローラーとしては、十字キーやABXYボタンが大きめ作られている。

Gamesir X2と比較すると十字キーやABXYボタンが少し大きいのがわかる。
各ボタンはクリッキーな押し心地で反応は良い。L2,R2ボタンはアナログ式になっていてL1R1ボタンより大きめに作られている。
その為か、慣れないうちは間違ってL2,R2ボタンを押してしまいがち。
大きめの十字キーの操作性に期待していたたのだが、十字キーの操作性はいまいちだと感じた。
ストリートファイターZero3をやってみたのだが、どうもコマンド入力がうまくいかない。ディスク型の十字キーに変えて試してみるも、余計操作しにくいという結果に・・・・ボタン自体の反応は悪くなさそうなので、慣れの問題かもしれない。
後十字キーの位置が悪い。レトロゲームメインに使うなら、十字キーと左アナログスティックの位置は逆の方が良いと改めて思った。
アプリ:
アプリを使うと、Firmwareのアップデートをしたり、Functionボタンの機能を変えたり、コントローラーに対応してないゲームでもキーをマッピングしたりできる。

僕はマッピングとかは使わないので、Functionキーに連射機能(Turbo)を割り当てて使うことにしている。

携帯性:

本体自体がコンパクトで、本体にピッタリの大きさのケースが付属しているので、携帯性は高いと思う。
Gamesir X2と比較すると大きさも厚みも1周り小さい。
有線・無線両方使えて、Windows、Android、iOSと汎用性も高いので、コレ1つで一通りまかなえるのは良い。
まとめ:
機能的には十分で、汎用性も高い。入力遅延もほぼ感じない。コンパクトで持ち歩きにも良いのだが、スマホを挟んだ時に不安定でがたつきがあるのが難点。
がたつきがあると、操作に支障をきたすので致命的な欠点だと思う。
残念だけど、タンスの肥やしになりそうな気がする・・・・。