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GameSir X2 2021 New version レビュー

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GameSir X2 + Galaxy Note 10 +

今回はGameSir X2 New versionのレビュー。X2には古いバージョンがあって、New versionでは、十字キーが付いているのと、挟めるスマホの幅が167cmから173cmに変わっている。

僕は公式サイトのリンクからAli経由で購入。7,373円だった。

GameSir X2 Type-C Mobile Gaming Controller 2021 New Versionwww.gamesir.hk

スペック概要:

  • 接続:USB Type-C のみ
  • キー:

   ・ABXYボタン、L1R1

   ・L2R2ボタンはスイッチのようなデジタル式ボタン

   ・左右のアナログスティックは押し込み可

   ・スタート

   ・セレクト(説明書にはGボタンと記載されている)

   ・Homeボタン

   ・スクリーンショットボタン

スペックと言っても、有線接続なのであまり書くことがない。普通のゲームパッドのボタンはそろっている。特徴的なのは、スクリーンショットボタンが付いていること、くらいかな。

付属品:

ケースが付属している。

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付属のケース。何気にうれしいおまけ

あとはAccessoriesと書かれたボックスが入ってる。

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アクセサリーボックスの中身

良い点:

ボタンのクリック感:

L2R2ボタンがアナログ式ではなく、浅いストロークのクリック感があるボタンになっている。それ以外のボタンもカチカチという感じの押し心地。十字キーもクリッキーな感じだ。反応が良くって僕は好みの感触。

コンパクトさ:

Gamesir X2は長さ172mmまでの大型のスマホがはさめる。同様に大きめのスマホが挟めるタイプのゲームパッドiPega PG-9167と比較するとだいぶ小さく感じる。

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上:PG-9167、下:Gamesir X2
持ち歩きしやすそう:

付属ケースは持ち歩くのに丁度いい。装着はゲームパッド本体側のコネクタに差すだけなので、ケーブル類を持ち歩かないで良いのも持ち歩きには、向いていると思う。

グリップがあって持ちやすい:

背面は膨らみがあり、ふくらみ部分にラバーが貼ってあるので、握りがよく、安定して持てる。

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Gamesir X2背面
スマホ装着時に安定感がある:

固定箇所はUSC-Cコネクタ部分だけなのだが、スマホが触れる部分はラバーが貼ってあり、ずれるようなことはない。挟みこむ力もまあまああるので、がっちりついている感じがする。十字キーを激しく操作するような格ゲーでも、Razer Kishiの様にガタつくことはなかった。

いまいちな点:

キーが小さい:

本体がコンパクトなのは良いのだが、キー一つ一つも小さくなっているのは残念。RG351Pと比較すると十字キーだけでなく、ABXYボタンも一回り小さいのがわかる。

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上:RG351P、下:Gamesir X2

十字キーについては、ちょっと操作しにくいまである・・・

十字キーの上下の端から端までの長さをはかってみたところ

  • Gamesir X2:19㎜
  • RG351P:21㎜
  • Dualshock4:25㎜
  • GPD XD Plus:17㎜

と、小さい部類にはいるサイズだ。数字で見ると大差ないように感じるかもしれないが、操作した感じは、GPD XD Plusに近い操作感だった。

スクリーンショットボタンが邪魔:

十字キー右下にスクリーンショットボタンというのが付いていて、このボタンを押すとスクリーンショットが取れるのだが、このボタンがすごい邪魔!昇竜拳撃つたびにスクリーンショットをとってしまう・・・無効化できないかなこれ・・・

連射機能がない:

スクリーンショットボタンなんていらないから、連射機能をつけてほしかった。

ケースを外さないと取り付けできない:

僕は普段比較的薄型のケース(Spigenのリキッドエアー)をつけているのだが、ケースをつけたままだと、コネクタ部分の挿さりが甘く認識されない。なので、取り付けのたびにケースを外さないといけないのが面倒。

十字キーの位置が悪い:

十字キーメインで使うなら、十字キーが上でアナログスティックが下の方が使いやすい。アナログスティックをメインで使うなら問題ない。

対応機種が限られている?!:

僕がメインで使っているGalaxy Note 10 Plusは問題なく使えているのだが、ちょっと古い機種のXperia ZXでは全く反応しなかった。中華ファブレットのiPlay 7Tも無反応だった。

アプリが不安定:

Gamesir Worldというアプリを入れるとファームウェアアップデートができたり、ゲームパッドに対応してないゲームでも使えるようになる。画面に疑似ボタンを置いてそれをゲームパッドのボタンに割り当てていく感じだ。

このアプリ、なんか不安定で、一度起動するとゲームを閉じてもボタンマッピングが有効になったままになったり、ゲームパッドが反応しなくなったりする。その上ずーっと駐在状態になっていて鬱陶しい。

PUBGでマッピングを試してみたのだが、アナログスティック割り当ては操作感がすごく悪かった。PUBGで使うなら射撃とADSボタン位までにした方がよさそう。

僕はファームウェアアップデートだけして、即アンインストールしてしまった。

イヤホンは使えない:

ゲームパッド本体左下にUSB-C端子が付いているのだが、ここにイヤホン差したら使えるかな?と思ったけどダメだった。これは給電専用らしい。

まとめ:

どうだろう・・・悪くはないが、期待したほどではなかったというのが正直なところ。とはいえ、スマホクリップタイプと違って重さのバランスはいいし、ケーブル不要の有線接続なので、取り回しもよい。(ケース外さないとダメだけど・・・)各ボタンの反応もいいので操作感は悪くない。有線接続なので入力遅延もない。

総合的にはありかな・・・・という感じ。

高性能なスマホにつければ、高性能携帯エミュ機になるわけで、暫くはこれで遊んでみようと思っている。