Keychron K3 日本語配列を購入し数日使ってみたのだが、このキーボードを使い続けるのは無理と言う結論に至った。
今新たな理想のキーボードを探し始めているのだが、新しいキーボードを探すにあたって、改めて僕の理想のキーボードとは何なのかを、過去自分が購入したキーボードを眺めつつ整理してみようと思う。
- Keychron K3 日本語配列のダメなところ:
- やっぱりコンパクトサイズが良い:
- 過去購入のキーボードをおさらい:
- 理想のキーボードの要件を整理する:
- MX Mechanical Miniがある!:
- 本当は高価なキーボードなんて求めてない:
Keychron K3 日本語配列のダメなところ:
まず、良さげに思えたKeychron K3だが、何がダメだったのかを明確にしておこう。
最大の欠点は、カーソルの配列。
購入前はなんとかなるかと軽視していたのだが、実際使ってみると大問題!
このキーボードを使って文章を書いていると、1分に1回位カーソルキーを押し間違えて画面上のカーソルがどっかに行く問題が発生。これは、ものすごいストレスだ。
仮にこれに慣れたとすると、今度は仕事で使う会社から渡されたPCのキー配列にストレスを感じてしまいそう。そっちの方が問題だ。
そもそも日本語配列にこだわる理由は、仕事で使うPCと家で使うPCとでキー配列が異なるのを嫌っての事。なので基本の配列は一般的な日本語配列である必要がある。
あと、購入後満充電してから使っていたのだが、2日目の夜に突然キーボードが反応しなくなり、あれ?と思ったら充電切れになっていた。
2日で充電切れるの??何のためのワイヤレス接続だよ!?となってしまった。
見た目、サイズ、打鍵感は凄く好みなのだが、肝心の機能(キー配列と電池持ち)が致命的に悪いキーボードだという事がわかった。
仕方ないので、今まで使っていたG913 TKLに戻したのだが、ここで次の問題が発生した。
やっぱりコンパクトサイズが良い:
G913 TKLに置き換えたところマウスが遠い・・・マウスがキーボードの右端にあたる・・・今まではさほど気にならなかったのだが、数日コンパクトなKeychron K3を使い続けた為か、コンパクトなキーボードのサイズ感に慣れ始めていたようだ。
これは困ったという事で、G913TKLよりコンパクトで配列がまともなキーボードを探す必要が出てきた。
過去購入のキーボードをおさらい:
実は過去にキーボード沼にはまったことがある。その時に購入し、今でも保管してあるキーボードを触ってみて、結果何故使わなくなったのかを再確認してみる。
手元に残っていたのは、REALFORCE・HHKB・IBM トラベルキーボード(ThinkPadトラックポイントキーボードとほぼ同配列)と、有名どころのキーボードは抑えていたようだ。
REALFORCE・HHKBは20年以上前の物なので、PS/2接続のみという時代を感じる仕様になっているw
まず、REALFORCEをチェック。
このキーボード割と長い間使っていたお気に入りのキーボードである。キー配列も打鍵感も素晴らしい。
ロープロファイルではないのだけど、何故か打ちにくいとは感じなかった。僕はキーの上を滑らせるように指を移動させているようなので、キーが高い通常のキーボードだと指を動かしたときに、他のキーの角に指が当たってしまい誤入力を起こしやすい。
ただ、REALFORCEではそのようなことは発生しなかった。このキーボードはやっぱり良いね。
ただ、横幅36.5cmとG913とほぼ同じ。最新の機種だともうちょっと大きいようだ。今はコンパクトなものが欲しいのでコレは参考にならないな・・・
次HHKB Lite2。
打鍵感もサイズ感も素晴らしい。Keychron K3で問題になったカーソルキーの配置も問題ないが、問題点を2つ見つけた。
1つ目の問題点は、左側のキー配列。
一般的な配列では、上からEsc、半角/全角、Tab、Caps、Shift、Ctrlとなるわけだが、HHKBは、Esc、Tab、Ctrl、Shift、なし(もしくはFn)となっている。
日本語・英語の切り替えはスペースキー左右にある「変換」「無変換」を使うからいいとして、Controlキーの位置が悪い。
最近のHHKBでは、キーアサインをソフトウェアで変更可能になったようだが、それにしても刻印と機能が異なるのは違和感がある。
2つ目の問題点は、Fキーが無い事。やはりFキーが無いと使いにくいと感じる。
恐らく過去僕がこれを使わなくなった理由は、このキー配列のせいだと思う。
となると、Controlキーが左下でFキーありのキーボードを候補に挙げた方がよさそうだ。
最後にIBM トラベルキーボード。
打鍵感が安っぽい。パンタグラフなのでノートPCのキーボードと言った感じで気持ちよさは無い。ただ、配列は良い。前述のControlキーは左下隅ではないが、若干大きめのサイズになっている為か、問題ない配列だと感じた。
改めて最新機種のThinkPad トラックポイント キーボード IIを眺めてみる。
IBM トラベルキーボードとは多少キー配列が異なるが、基本キー(英数字、記号、カーソル、ファンクションキー、左端の配列)は同じ、かつ、一般的な配列だ。
最新機種はUSBの無線接続に加えて、Bluethooth接続にも対応しているのでメインPCはUSB無線、サブ機はBluethoothという切り替えも出来そうだ。
機能的・配列的には良さそうだが、打鍵感が納得いかない。
理想のキーボードの要件を整理する:
今までの検討から次に買うキーボードの要件を整理してみた。
前回の要件から一部アップデートすることになった。
- 日本語配列
- 背の低いキー
- Fキーあり
- カーソルキーあり、かつ、山型の配列
- 左下にControlキー
- 打鍵感は良い方が良い
- 幅30cm前後
- USB接続とBluethooth接続でメインPC、サブPCの使い分け可能
う~ん、ThinkPad トラックポイント キーボード IIしかないのか?
MX Mechanical Miniがある!:
もう一つ、僕の要件を満たしてくれそうなキーボードがあった。
それは、MX Mechanical MINI。
Keychron K3を購入する前は、下から2段目のキーが少し左に寄っている事を気にしていたが、カーソルキーの変態配列に比べれば些細な事の様な気がしてきた。
プリントスクリーンキーの専用キーが無いが、専用のキーアサインソフトを入れれば解決できる。ロープロファイルメカニカルスイッチなので、打鍵感にも期待できる。
あ~これ買うか~。てか、初めからこっちにしておけばよかった。
本当は高価なキーボードなんて求めてない:
MX Mechanical MINIは2万円程する高価なキーボード。Keychron K3に1.5万円使った後では厳しい・・・
実はこの記事、上記には登場していないキーボードで書いている。
使っているキーボードは、ELECOMのTK-FDP098TWHというキーボード。Amazonで2,600円で購入した格安キーボードだ。
ゲーミングUMPCなどを使う際にキーボードが無いと不便だったので、なんでも良いやと購入したキーボードなんだが、通常使いとしても悪くない。
コンパクトでキー配列も一般的。USBワイヤレス接続で取り回しも良い。不満点を挙げると、接続先は1つだけで、パンタグラフなので打鍵感がいまいちな事位。
もうこれをメインPC用のキーボードにして、サブPCはKeychron K3でなんとかしのいでも良いかもしれないとも思ったりもする。
なんか最近一日中キーボード探しをしている。
沼にはまりたくないな~(もうはまりかけているかも・・・)