最近再ハマりしてるMAD STALKER。僕が遊んだ事の無いバージョンを含めてどんなものがリリースされているのか整理してみた。
MAD STALKER FULLMETALFORTHというゲーム:
MAD STALKER FULLMETALFORTHは1994年1月にX68000で初リリースされたアクションゲーム。
ロボットを操作して敵を倒しながら進んでいく横スクロールの(奥行の無い)ベルトスクロールアクションのようなゲームだ。
キャラの操作とアクションに特徴があり、ジャンプは上方向・強弱攻撃・ガード・投げ・コマンド式の必殺技(↓↓攻撃、→→攻撃、↓→攻撃)があり格ゲーの様な操作方法になっている。
ボス戦などは敵の攻撃パターンを覚えて、確定反撃のタイミングを見計らって攻撃しないとなかなか倒せないなど、格ゲーのCPU戦をやっているような感覚にもなる。
2D格ゲーとベルトスクロールアクションを混ぜたようなゲーム性なのだが、2D格ゲーほどマニアックでもなく気軽に楽しめるゲームでもある。
最近X68000Zで久々遊んだら楽しかったので、他機種版も含めて整理してみようと言う訳だ。
X68000版:
X68000版が最初にリリースされたオリジナルと言えるバージョンだ。
ぱっと見GENOCIDEに似てなくもないが、ゲーム性は全く異なる。
当時はどちらかと言うとGENOCIDE派だった僕だが、今プレイするとMAD STALKERの方が楽しく感じたりするw
難易度はやや高めかな?後半のボス戦は攻略方法を見つけないと倒すのは困難!
X68000Zでも起動し遊ぶ事が出来た。
FM Towns版:
当時X68000ユーザーだった僕には、FM Townsはライバル機的な存在だったキガスル。
そのライバル機FM Townsには、X68000にリリースされた半年後の1994年7月にMAD STALKERがリリースされたらしい。
僕はFM Townsは持ってないので、FM Towns版はプレイしたことが無いのだが、CD-ROMなので音楽がパワーアップしてたりするのかな?
当時は何かと比べられがちだったX68000とFM Towns、今さらながら比較しながら遊んでみたい気もする。
FM Townsエミュレーター津軽とか使ったら遊べたりするのかしら?
ソフトの入手難易度が高そうだが・・・
PCエンジン版:
PCエンジン版はFM Towns版のさらに2か月後、1994年9月にアーケードカード専用ゲームとしてリリースされた。
画面の描写はX68000やFM Towns版にはやや劣るが、ゲーム性はX68000版とほぼ同じで、ボスの攻略方法なんかもわりと共通している。ただ、若干難易度が高い気がする。
PCエンジン版にはフルボイスのアニメーションがオープニング・ステージクリア時・エンディングで挿入され、ストーリーがアニメーションで分かるようになっている。
また、自機が3種類から選べるようになっており、選ぶ機体によって出せる技が変わるので、攻略法が変わってくる。
オリジナル+αな楽しみ方が出来るので、これは良移植だと思う。
プレイステーション版:
1997年7月にはプレイステーション版がリリースされている。
プレイステーション版はちょっとゲーム性が異なっている。
タイトルも「MAD STALKER -FULL METAL FORCE-」と最後の部分がちょい違う。
X68000版は強弱の2ボタンで攻撃、強弱のボタン同時押しでガードという感じだったのだが、プレイステーション版では、強・弱・ダッシュなどのボタンが割り当てられ、ガードはセミオート・攻撃ボタン連打でバルカンが出るなど操作方法が異なる。
コマンド入力での必殺技はあり、格ゲーっぽさも残ってはいるのだが、他バージョンよりも敵の数が多くベルトスクロールアクションよりな印象で難易度も低め。
じっくり遊ぶよりサクサク進めたい人には、プレイステーション版が向いているかもしれない。
メガドライブ版:
2020年9月にメガドライブ(互換機)版がリリースされている。
当時、開発はしていたが諸事情によりリリースされていなかったバージョンらしい。
無事発売されてよかったね~。
画面の描写はPCエンジン版に近い印象。ゲーム性はX68000とほぼ同じだが、難易度が低く設定されているような気がする。
X68000やPCエンジン版では苦労させられたボスキャラも、ごり押しで倒せたりする。
それにしても、発売後30年以上経過してなお、新作がリリースされるメガドライブって凄くね?