以前から噂になっている携帯エミュ機。199やProject Valhallaとして噂されていたものでどうやらOdinが正式名になるようだ。
スペック概要:
- CPU:Snapdragon 855+
- RAM:4-8GB
- GPU:Adreno 640
- ディスプレイ:6インチ 1080p(1920x1080)
- OS:Android10
- 重さ:300g以下
との事
噂では、StandardとProという2つのバージョンがあり、以下の違いがあるらしい。
- ディスプレイのリフレッシュレート:STD 60Hz、Pro 90Hz
- 搭載RAM:STD 4GB、Pro 8GB
- 内部ストレージ:STD 64GB、Pro 128GB
-
オーバークロック機能:STD 無、Pro 有
価格:
クラウドファンディングが近々開始されるようで早期支援の場合、$199でGet出来るのではないかとされている。
正式リリース後は$250~$300になるとの噂もある。$200というとSwitch Liteが買える価格なので、微妙な価格帯だと思う。
Android機という事で、比較的新しいAndroidスマホを持っているならGamesir X2なんかを付ければ、同等以上の性能の携帯エミュ機になるので$200出して買うのか?という感じがする。
フォームファクター:
とはいえ、コントローラーと一体型になっているこのフォームファクターが魅力でもある。
特に僕が良いなと思ったのはR2L2のボタン配置。
そうそう、これこれって思った。背面にも左右に1つずつマクロ設定可能なボタンが付いている。グリップがあり握りやすそうだし形は良いと思う。
ただ、十字キーが少し小さく見えるのでそこが気になる所だ。
エミュ性能:
PSP、SEGA Saturn、Game Cube辺りまでフルスピードで動くらしい。
Wiiもそこそこ動き、3DSやPS2も動くものもあるとの事。CPUがSnapdragon 855+ってことで結構パワフルな機体という事のようだ。
詳しく見たい人は以下を参照。
冷却システム:
冷却用のファンが搭載されている。Pro版はオーバークロック機能を持っているという事で結構な熱が出るのだろう。
発熱も気になるが、ファンが回っている時の音がどんなものなのかが気になる。
Dock:
Dockも別売りで発売される予定らしく、Dockに付けることでHDMI出力、有線LAN接続、充電ができるようだ。
特徴的なのは、N64やGame Cubeのコントローラー用のコネクターが付いており、N64とGame Cubeのコントローラーがそのまま使えるようになるとの事。ちょっと珍しい。
まあ、これもAndroidスマホならUSBハブを付ければ普通に出来る事だし、N64を遊ぶのに適したUSB接続のコントローラーもあるので、これじゃなくても感はある。値段次第かな・・・
リリース時期が良くわかってないけど、入手性やDockも含めた価格次第ではアリかもと思っている。
GPD WIN3やOneXplayerの様な重い端末は嫌だけど、高性能な携帯エミュ機が欲しいという人には刺さる機体かもしれない。